冬季休暇
下ネタ入ります
愛しのリリア様へ。
ようやく会えるね、早く会いたいな。会いたいな、抱きしめたいな、早く、会いたい会いたい会いたい会い
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こえーよ!!!
手紙一枚のうち半分が会いたいって書いてるよ!パソコンのコピー機能使ったら早いよね?!わざわざ手書きで書いたの、めっちゃ芸が細かいんだけどぅ!この世界はパソコンが無いけどね!手、痛くなって無かったかな?
私は持っていた手紙を握りしめ、続きを確認する。
*
(会いたいは省略)
とうとう会える日まで後わずかとなりました。最近忙しくて手紙書いてなかったよね。周りのご令嬢は近づいて来なくなりました。リア様々です、ありがとう。この間の手紙で授業の様子も気になるって書いてたよね?休み前の試験は学年で一位でした。武術、学力共にです。ちなみに春の試験も同じでした。そんなことよりリアに会って抱きしめたいです。聖火祭って恋人の日って言われてるんだよ。朝から晩まで一緒に過ごしたいな。共同作業をしたいのですかどうでしょうか?色良い返事を待っています
*
待っていますじゃねーよ!!!
あと、おまっ、学年首位キープかい!
「ひどい!リア!返事くれなかったね!」
「書ける内容がなかったなぁーと」
聖火祭前の休みの日。
当たり前のように遊びに来て一言。
人払いをして床に座るように指を指す。リリアは一人がけ椅子に腰掛ける。
「ちょっと、話をしましょうか?」
「キア、私とあなたはまだ子供なの。ジョンとアミリアの記憶があるかもしれないけど子供なの!欲望もあるかもしれない、でも子供なのよ!年相応の会話をして!」
だんっ!と机を叩く。手が痛い。
やれ、厨二病やら下ネタとかは大体中学入ってからだ。ほぼほぼ後半に差し掛かってだと思う。
変に生々しい会話を小学生高学年がするか?いや、まだ早い!(※自論)
「リア…」
「何よ!」
「行動をしなければまだ事案では無いと思うけど?言うだけタダだし!」
納得してねぇ!
「僕はリアと、ううん、ジョン時代にアミリアに対しての欲求とかあったよ、そりゃ!色々思うところはあったし、色々想像してたのに?!あんなことやこんなことしたかったって言う気持ちを尊重させてくれないの?!二人きりの時しか思いっきりの発言はしてないよ、早くベットに行こうよ!」
「行かねーよ!!」
「なんで?みんながいる場所ではオブラートに包んで話しているのに?!」
「何でじゃねーし、包んでねーよ!むしろ、子供からしたら刺激強すぎてるよ!何が楽しくて12歳児が胸の感想をお年頃のご令嬢に力説してるんだよ、あん時マヂ引いたわ!」
柔らかい!じゃねーよ!
無駄にイケメンがまじめに胸の感想を力説するとか百年の恋も覚めるわ!
バンバン!机を叩きすぎて手が痛い。
「でも、寮ではみんなはっちゃけてるもん!」
「もん!じゃありません!いい?学園に入ったら変な事言い出さないでね!」
「部屋を訪れるのは?!」
普通なら歓迎さ、普通ならな!
含みを感じられるのが、ミエミエじゃー!!
「ミミさんいる時ならオッケー!」
「見られながらする趣味はないなぁ」
「しねーよ」
「因みに年頃になるとね、閨教育あるんだけど受ける気ないから。リア、一緒に頑張ろうね!」
「くたばれよ」
あっ、素がでた。
頬染めるな!




