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子リスnot親リス

メイドさんから私を取り上げ、子リスから親リスにパワーアップを果たしたマーリは微笑みながら「ママですよ〜」と知りたくなかった現実を知らせてくる。


だろうな!この流れからしてそうだろうよ!



そして近づいてきた男に私を見せる。面影は亡き父伯爵とそっくりだった。兄や、キリィだ。


「リリア〜、パパですょ〜!可愛いでちゅねぇ〜」



ゔぇげお!キモい!!


知りたくなかった事実を告げられ思わず口元を引き攣らせる。多分大声出して泣くより赤ちゃんらしく無い行動だとは思うけど。


メイドを横目で見ると微笑ましく見ている。愛すべき我が子を囲って和気藹々としている光景は見た目問わず美しいだろう、家族愛って素晴らしいって感動ものだよね。キリィも美形だしマーリも美少女からあどけなさはあるけれど愛嬌ある顔立ちで側から見たら、映画のワンシーンみたいだ。



そしてなによりも…




今度こそリリアに生まれ変わっている自分。

見た目からしてキリィ似なんだろうな、どう見たってアミリアだもんな…




今度は寝ている赤子を凝視する。

前言撤回、あれは天使なんかじゃない。






歩く恋愛ホイホイだ。

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