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ペアルック


着いた時刻が遅かったのか会場は色とりどりのドレスで埋まっていた。こう、埋まっていた。


親は注意しなかったのか?何故夜会に出てくる様な露出の高いやつやら、宝石ギラギラして目に痛いやら、髪の毛で周りを威嚇しているのやら、スカートを重ねて周りに壁を作っているやら、なんかもう凄かった。


アリアはその点、服装はしっかりした感覚だったみたいで感心した。



女の闘いなのだ。婚活なのだ。

あれ?私来なくて良くなかった?ねぇ、来る意味なかったよね?




「リア、見つけた!」

「キア!」


前髪を上げ少し大人っぽく登場した婚約者(変態)はどうやら公の場ではまともらしい。

過去にミミさんが、普段はまともです〜、って言ってた意味が初めてわかった。

伸びている髪を三つ編みに結って利き手の方にながしている。これでもかってほど赤いゴムで結んで。


そして、何気に。ペアルックだった。

クリーム色のシャツにスーツはドレスの花の刺繍の色と同じくすんだ赤色。片耳に同じデザインの翡翠のイヤリングしてる。ネクタイピンに翡翠とアメジストのネックレスと同じデザインの小ぶりなやつ。


わぁーお!芸が細かい!


「よく似合ってるよ、リア。ドレスは僕がデザインしたんだ」

多才だなぁ!をい!


「ありがとうございます。キア。とても素敵なデザインで嬉しいです」

これは本心だぞぃ!


いつの間にか身内以外の場に出たらする様になった掌と額のキスを受ける。



これでもかってほど牽制して、学園で関わってくる女どもに喧嘩売りに行くんだぞい!状態になってるルキアスを一旦止めた。


アリアを見ると、アリアの視線の先には珍しく一点を見ていた。

いつもは男あさ…いろんなところをキョロキョロしているのに。


ルキアスもアリアの視線の先を見、首を傾げる。



「ライアン、もう来てたんだ」


噂の乳兄弟だよ、と教えてくれた。

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