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恋心
ミナリーの話を聞いてまた遊びに来る約束をして邸に帰った。
これと言ってマーリに聞く事はないな、って自己判断してルキアスと別れて部屋に戻る。
泣きすぎて目が腫れ過ぎていたのか、ミミさんがあったかいタオルを目に掛けてくれた。
馬鹿みたいに明るくて冗談言い合った8歳年上のお兄さん。
あっちはどう思っていたかわからないけど、妹の様に感じていたのか今ではわからない。けれど、ずーっとそばに居てくれて。
心のどこかで本当に。会えるだろう。って思ってた。
もう居ないんだ…
寂しいって、アミリアの記憶が叫んでる気がする。
アミリア自身が亡くなったことよりもショックが大き過ぎて。
「ぁ…ぅう…」
嗚咽が部屋を覆う。
もし、このままルキアスと一緒に居ると彼の事も好きになって行くの?
ジョン以上に好きになれるの?
裏切られてアリアと一緒になってしまった時、私はゲームの[リリア]の様にアリアを陥れるの。多分、このままだとする。確実に。思った以上に自分の性格が執念深いことに気づいた。…失ってからだけど。
今は身分的な問題で身を引く事は出来ない…でも。
気持ちに蓋をする事はできる。
ルキアスを好きになってはいけない。
好きになったら、私は破滅する。
腫れた目はしばらく治まりそうになかった。




