黄昏の行くところ
君の優しさに気づくことが
幸せにつながると
ずっと思っていた
「絶対」はなくても
「必ず」はあるような
たしかなものは
ここにはまだないのかもしれないけど
何度も逃してきたけど
なんとなくいまは
ひとつの可能性にたどり着いた
あとは
君がどう思うか
自分がどうしたらいいのか
「これ以上ない」というけれど
これ以上は
何と比べているんだろ
過去の恋の出来事?
これから起こりうる恋の暫定的なもの?
始まりは
ある終わりの次ではないということ
終わりにはまだ気づいていない
どこかの終わりの次に
用意されたものでもないということ
いつだって
僕は君の行くところへ
近くにいることはできなくても
そうした思いだけは
君の好きな
黄昏には負けないと思うから