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線香花火が落ちる前に  作者: 千田浬人
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第一話 おばあちゃんと民泊

 こんにちは。千田リヒトです。

 拙いところも多々あると思いますが、温かい目で読み、楽しんでいただけたら幸いです。

 おばあちゃんの家に来たら、半裸のイケメンが扇風機で涼んでいました――――。




 ことの起こりは、おばあちゃんが民泊を始めた事だった。


 おばあちゃんの家は、海のきれいな海岸沿いにある。私も幼い頃から毎年夏休みにおばあちゃんの家に行くのがとても楽しみだったので、いろんな人に楽しんでもらえるなら嬉しい。


 でも、おばあちゃんはもう結構高齢。まだまだ元気とはいえ、一人でできることには限界がある。


 そこで、今大学2年生で特に忙しくない私にお声がかかったというわけだ。おばあちゃんのことも海も大好きな私は、即決で承諾した。


 もう予約は入っているとのことだったので、少しずつ荷造りをして、大学が夏休みに入った日に最終確認をして次の日におばあちゃんの家へと向かった。


 飛行機や新幹線を使うほど遠くはないけれど、そこそこには遠い距離。


 列車を乗り継ぎ、揺られることおよそ2時間。ようやくおばあちゃんの家の最寄り駅につく。


 朝(…と言うにはちょっと遅いが)の、清々しい空気を胸いっぱい吸い込んで、おばあちゃんの家を目指す。


 予約の方が来るのは今日の夕方だったと聞いている。


 ちょっとギリギリだけど、まあまだ全然大丈夫だろうと思いつつ道中を進んでいるうちに、おばあちゃんの家についた。


 「おばあちゃん!来たよ!明香(さやか)だよ」


 そう声を出すが、返事がない。昼寝でもしてるのかなと思い、以前来たときに受け取った合鍵で戸を開ける。


 そして居間に通じる廊下を抜けて入ったところで、冒頭の状況というわけだ。


 私が受けた衝撃はびっくりなんてものじゃなかった。


 驚きすぎて声も出せない私の存在にやや遅れて気がついたらしい彼はゆるりとこちらを向いて、

「こんにちは」

と言った。

 如何だったでしょうか。

 読んで下さり、ありがとうございます。よろしければ、感想などお寄せください。

 今後も投稿していく予定ですので、よろしくお願いします。

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