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「何度も話をして概ね、君という人間は理解したつもりだ。合格だよ、マイク」
ジョンが微笑む。
「どうだい、ワタシの星に来ないか? 君の眼を治した以外にも、我々は寿命を伸ばす技術も持っている。この星のような争いは皆無な世界で、ほぼ永遠の生命を手に入れられる」
荒唐無稽な(まあ、目の前のジョンの存在自体が荒唐無稽ではあったが)ジョンの申し出に私は考え込んでしまった。
人類が滅ぶとして、私だけが生き残る意味があるのだろうか?
「時間をくれないか?」
私は、そう言って口ごもった。
「それはそうだろうね」
ジョンが頷く。
彼の右手が私の左肩に、そっと置かれた。
彼の手は温かかった。
「分かるよ、マイク。もし、私が君の立場なら、同じように悩むだろう」
ジョンが私を哀れむ表情を見せた。
「ワタシは明日、同じ時間に、ここに来る。そのときまでに結論を出しておいてくれ」
ジョンが私の肩から手を離し、後ろへと退がった。
「じゃあな、マイク」




