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希望  作者: もんじろう
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2

 父母が亡くなっても、身の回りのことを全てこなしてくれるロボットのおかげで不自由はしなかった。


 まあ、おかげで40代後半になるまで結婚の必要性を、あまり感じずに独身で居る結果を助長したのかもしれないが。


 仕事についても、ロボットの助けで、お世辞にも儲かりはしないが書評家のようなことが出来ている。


 父母が残してくれた遺産も多少はあり、私1人だけなら死ぬまでは何とかなるだろう。


 不安と言えば社会情勢くらいか。


 最近の大統領は過激すぎやしないだろうか?


 ものには限度というものがある。


 私が物思いにふけっていると。


「やあ、マイク」


 背後から声がした。


 聞き慣れた声だ。


 彼の名はジョン。


 3ヶ月ほど前に知り合った。


 いつも、私が庭に居るとやって来る。


 遠い土地から、この近くに越してきたらしい。


 最初は挨拶程度だったやり取りも最近はどんどん多くなり、かなり仲が良くなっていた。


 彼の会話は機知に富み、とても楽しかった。

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