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オーパーツ  作者: さや
9/11

歴史を作るもの9

女の子が不思議そうな顔をして僕を眺めている。


「トウキョウ。聞いたことない場所だけど、遠いいの?」


東京を知らないということは、やっぱりどこかの発展途上国にきてるのかな…


「たぶん、遠いのかも。」


僕の返事に、女の子が不思議そうな顔をする。


「ここは、何ていう国なの??」


「??」

「国って何?知らない言葉だから、よくわからない。」


国って言葉を知らないってことは、学校もないような発展途上国なのかな。

それにしても日本語が通じるのがファンタジーだな。


「そっか。あ。僕の名前はセイジ。よろしくね。」


「セイバ。よろしくね。私はマヤ。」


えっとー…せいじなんだけどな…

ま、いいや。好きに呼んでもらおう。


「マヤはこれからどこに行くの?一緒について行ってもいい?」


図々しいかなと思ったけど、旅の恥はかき捨てっていうし、良いよね。僕の夢の世界なんだし、問題ない。好きに生きるぜ。夢の中くらい。


「いいよー。今から魚を取りに行くけど、セイバは魚取りできる?」



魚釣りのことかな…。それならいけるかも。


「前にやったことがあるから、たぶん大丈夫」


「じゃあ、川まで行こう!」


マヤは明るい声でそう言って、僕に微笑んだ。



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