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第31食
「メ、メイ? だ、大丈夫よね? 何ともないよね?」
私はVRメットに向かって、その向こう側にいるであろうメイに語り掛ける。
ザーーーーーーー
だが返ってくるのは、ノイズの不快な音だけ。
「メ、メイ? お姉ちゃん怒るよ。ふざけてないで声を聞かせなさい」
少し語気を強めてみる。
こうすればきっとかわいいメイの事だ。すぐに「ごめんなさい」って言ってイタズラをやめてくれるに違いない。
こんな性質の悪いイタズラを――――
ザーーーーーーーー
だが、メットから返って来たのは、先ほどと変わらず無機質なノイズの音だけであった。




