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〜序章〜
雪の降る深夜。俺たちは出会った。
ボロボロの服を着て、靴もはかずに。
路地裏で出会った。
登場人物
主人公→夜月 類
9才。親に一年前に捨てられた。
音成 響(おとなり ひびき)
同じく9才。類と同じで、親に捨てられた。
細川 蟠(ほそかわ ばん)
最年少の8才。親からの暴力が嫌になり家を出た。
類「お前らはこんなところで何してる?」
響「お前にそっくりそのまま返すが?」
類「俺は親に捨てられたんだ。」
響「偶然だな、俺もだ。」
類「お前は?」
蟠「俺は…親からの暴力が原因だ。」
響「あー…暴力はキツいわー」
類「大体、同じ感じでここにいるんだな。俺ら。」
響「あぁ。これもなんかの縁ってやつだろうな。
俺の名前は音成 響だ。よろしくな!」
蟠「細川 蟠です。」
類「夜月 類だ。よろしくな。」
こうして、三人は出会ったのです。