第18話
僕のステータス等についてはここに居る人たち以外は口外しないようにする事になりました。
バリウスさんが言うには僕の持っている力は国同士が奪い合いの戦争をし兼ねないほどのモノで、更には年齢がまだまだ幼いので、誘拐等の対象にされて強制的に隷属さねかれないそうです。
僕たちがいる聖イスラン国は数ある国々の中でもかなり平和的な国で、国王様たち国のトップも争いを好まず国民を大事にする人たちだそうです。それでも一部の貴族や商人たちは裏で危険な事や悪事等をしているそうで、そういった人たちから目を着けられない様にするためでもあるそうです。
次に僕たち家族の今後について説明されました。僕たちは今後生活をする中でお仕事をしてお金を稼がないといけなくなりました。
街の中で生活するにも絶対に必要になって行くモノなのでお金を稼いだ方が良いと言われました。
そのため、お父さんたちはこの街の兵隊さんや騎士さんたちの訓練やお仕事のお手伝いを、それに合わせて街の人たちから依頼があった時にはそのお仕事をするそうです。
僕の場合は、年齢としてはまだまだ遊んだり勉強をしていても良いそうですが、エヴァンスさんが成人していないが是非ギルドの仕事を空いている時間だけでも良いから手伝って欲しいそうです。
この話をした後にこっそりと教えてくれましたが、特別に仮のギルドカードとギルド職員のカードを発行してくれるそうです。
ちなみに成人として扱われる年齢は12才からだそうで、仮のカードは成人したら正式なモノに更新してくれるそうです。
こんなやり取りを教会から移動して僕のお家に移動しなおしてお話しました。
教会から移動する時、アスピスさんとスピアスさんの神さま姉妹は元の世界に帰って行き。その際、アスピスさんは「嫌だぁ!天魔さんと一緒に居るぅ~」と駄々っ子の様に嫌がっていましたがスピアスさんに頭をグーで殴られたうえ、首根っこをネコの様に掴まれて大人しく帰って行きました。
帰り際に「私は天魔さんの元に絶対帰って来きますから~」等と暴れだしましたがまたグーで頭を殴られていました。
僕も僕で、帰って来た時に、お父さんたちが僕の変化に直ぐに気がついてどうしたと慌てていましたが、どうにか落ち着いてもらって納得してもらいました。一時はバリウスさんたちに、僕が何かされたのではと勘違いして襲いかかろうとして大変でしたよ。
バリウスさんたちとのお話は日が落ちる頃に終わり、帰って行きました。
シャルお姉ちゃんだけがココにお泊まりしていく様で、今は僕と同じベットで僕を抱き枕にして寝ています。別の部屋に寝る様に進めたんですが、僕と一緒じゃなきゃ意味がない等と何故か抵抗されて結局は一緒に寝る事になってしまいました。
明日からはギルドのお手伝いに行こうかなと思っているのですが中々眠れません。
だって、まだ僕の感情や記憶、が1つに成りきれていなくて魂が2つあった時のような感じになっているんです。
頭の中や心がグチャグチャしていて苦しい様な悲しい様な分からない状態でやな感じです。それでも寝ないとダメだと思うので寝る事にします。
この感覚が目が覚めたら収まってくれると嬉しいのですが、分からないので違ったら違ったでしょうがないです。
それでは皆さんお休みなさい・・・・・・・・・・・・・
だいぶ遅くなり申し履けないです。
私用や病気等が重なり全然進まなかったです。
今も体調が悪いのですが無理はしない様に頑張って行きますので応援して下さいね宜しくお願いします。