第17話
気が付けば僕は自分のステータスプレートを何処かにやってしまっていました。でも僕のスキルの一部であるメニューウインドで確認できるので焦りは有りませんでした。でも僕以外の人は見えないんですけどね。
ステータスプレートを皆で探しながら僕は声を出さない様に『メニューオープン』と念じると視界を半透明なスクリーンが覆う様に展開されて、天魔であった時と同じ仕様に成っていました。
メニュー覧には、名前・年齢・性別・種族・職業・各種ステータス・スキル等の基本的な情報の他に拾得したアイテム覧に装備覧、アイテム調合覧と装備製造・調整覧他にも細かいのが幾つか追加されたり更新されていました。
「あったぞ!」
ここでの教会での出来事で少しずつモブキャラ化し始めていたバリウス伯爵が僕のステータスプレートをみつけてくれました。
差し出されたステータスプレートを受け取りながらバリウス伯爵にお礼を言っておきます。
「有難う御座います、バリウスさ・・・伯爵?」
「別に良いよ、リュート君
それと今まで通りに呼んでくれて構わない、君は君のままで居ればよい」
「有難うございます。
僕のステータスは・・・きちんと表示されていますね。見てみますか?」
「では失礼して拝見させて貰おうか」
バリウスさんに僕のステータスプレートを渡して表示されている内容を確認して貰う。
あれ?
いつの間にかにバリウスさん以外にもシャルお姉ちゃんやエヴァンスさん・モナークさんたちまで集まって覗き込んでいた。
「コレな何とも・・・」
「リュート君、すごい」
「私では敵わない」
「ホォッホォッホォ、素晴らしいですのぉ」
三者三様と言うか、皆さんそれぞれに感じた事があるようです。
神様姉妹の2人は何も言ってこないです、たぶん僕のステータスでも神眼?魔眼?みたいな物でも使ってみてるのかな?
良く分からないけど。
ちなみに皆さんが見ている僕のステータスはこんな感じでした。
名前 リュート・ハレム
年齢 6才
種族 人間
年齢値 職業補正値
HP 12+18900
MP 303+19507
体力値 94+ 8026
力値 9+ 6001
防御値 7+ 5713
素早さ 60+15100
器用さ 108+ 9992
賢さ 129+ 8901
職業
装獣機士Lv97
魔術士 Lv62(1UP!)
魔物使いLv 1(NEW!)
装備
武器
デュエットハンドガン×2進化Lv6
ジグサブマシンガン×2進化Lv7
レズギンカアサルトライフル×2進化Lv8
マズルカナイフ×2進化Lv4
スクウェアソード進化Lv5
防具
装備なし
装飾
装備なし
スキル
銃装術LvMAX
従魔契約
魔獣纏術LvMAX
全属性魔術Lv8(1UP!)
魔力操作LvMAX
詠唱省略・破棄
魔術多重展開LvMAX
魔物育成補正Lv1(NEW!)
固有スキル
メニューウィンド
言語理解
不老
分身魂魄体吸収(NEW!)
オリジナルアーカイブ(NEW!)
無効化(NEW!)
称号
連結世界の英雄
アスピスの感謝の祝福・熱烈な愛を受けし者
スピアスの歓迎の祝福を受けし者
創世神の家族愛(NEW!)
っと、こんな感じで表示されていました。職種の魔物使いやスキル等で、元々ドムスで獲得していたモノに加えていつの間にか幾つか新しいモノを獲得していました。特に称号が増えているのにビックリしました。
創世神というのは何となく、あの光の人と分かるんですが。家族愛ってなに?いつの間にか家族にされているみたいです。
それと分身魂魄体吸収は何となく危険なスキルな気がします。
無効化は何を無効化するんですかね?自分のスキルなのにまだ分かりません!
お家に帰ったら確認しようかな?
「フォ!
家族愛があると言う事は私と天魔さんとのお付き合いがお父様の公認に!
さぁ天魔さん!私たちの愛を更に築いていきましょう!今すぐに!
さぁ!さぁ!」
「姉さん、この場合はお付き合い公認ではなくて、お父様が家族の様に天魔さん・・・いえ、リュートさんに愛情を注いでいると言う事です」
姉の暴走を妹が、リュートに抱きつこうとしている姉の首根っこを掴んで拘束して冷静にツッコミを入れています。正直、アスピスさんは怖いです。初めて神界?で会った時はもっとまともな感じだったのにどうしてこんな残念な感じに・・・・・・
「なにを言っているのですか!
リュート君とお付き合いするのは私です!」
僕とアスピスさんの間に入って名乗りを上げたシャルお姉ちゃんが私と言っていますが、僕とシャルお姉ちゃんのお付き合いって何の事?そんなお話は聞いてないのですが?
むしろこの感覚、アスピスさんに似ている。まさかアスピスさんの奇病は感染するの?!
お友達としてのお付き合いですよね?シャルお姉ちゃん!
3/20
ステータス部分の変更と追加・プラス装備品の追加をしますた。
ステータス設定がおかしいかも知れませんがどうかご容赦を!!