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異世界召喚者の異世界転生旅  作者: 妄想作家
12/20

第12話

投稿、おそくなりました!

それではどうぞ!!





 食べ物屋さんの後も食べ物を売っているお店や、色々な日用品や道具を売っているお店など案内してくれました。今向かっている所は是非来てほしいと言われている所らしいです。


「ようこそ、冒険者ギルドへ!

リュート・・・君で良いよね、バリウス伯爵から君の話を聞いていて是非一度遊びに来て欲しかったのだよ」


 大きくて真っ白な建物の入口に男の人が立っていて、僕たちが来ると男の人が両手を上げて歓迎してくれました。

 大きな声でビックリしたのでむごんで頷いてへんじをする。

あれ?そういえば、僕に話しかけてくれるひと皆、君を着ける時にギモンケイになっているけど何でだろう。


「あれ、驚かしてしまったかい?

ごめんね、そんな気は無かったんだ。君がこの街に来るのを待っていたから嬉しくてね」


 そんなに待ってたの?この人。


「自己紹介がまだだったね。私はエヴァン、エヴァン・グレイスといってね。

ここクーンの冒険者ギルドのギルドマスターをしている。是非覚えといてくれ。

 ではここに居ても仕方がないから中に入ろうか」


 エヴァンさんが中に入るようにトビラをあけてくれたので、僕とシャルお姉ちゃんが先に入ると、中は建物の見た目よりも広くて活気がありました。


「どうかな?

活気があって良いだろう」


 素直に頷いていると気を良くしたエヴァンさんが中を案内してくれました。

入口からはイスやテーブルがたくさん置いてあって、たくさんの人がお話をしたり何か白いモノを持っていて真剣によんでいました。たぶんお仕事のことが書いてあるのだと思います。

さらに奥に4人の女の人が壁に穴があいていて、そこに付いているつくえのイスに座っていて、同じ服を着ています。エヴァンさんが言うには受付嬢と言うお仕事をする人たちで、冒険者のお仕事をしょうかいしたりするそうです。


「お疲れ様、マスター・・・・・あらその子マスターとシャルさんの隠し子?」


 受付に案内された時、近くにいた受付のお姉さんにエヴァンさんが話しかけられていました。

良く見るとお姉さんには頭からネコのような耳が付いていてつくえ越しに見える尻尾の先が見えました。


「違います!」


「違うは、俺は独身だ!」


 シャルお姉ちゃんとエヴァンさんが2人同時に違うと言っている姿が面白かったのか、お姉さんはクスクス笑っていました。


「ごめんなさい、ついね。

けどこの子どこの子なの?

それと久しぶりねシャル、最近全然顔を出さないんだもの」


 どうやらお姉さんとシャルお姉ちゃんはお知り合いのようです。


「そうね、御免なさねミリア。

最近はこの子、リュート君の所に森まで行ってたから。

 リュート君、この人はミリア、私の幼馴染なの」


 シャルお姉ちゃんに教えてもらったのでミリアさんに挨拶しようとしますがキンチョウします。


「ハ、ジメ、マシテ、ミリ、アサン、リュー、ト、デス。

シャル、オ、ネエ、チャ、ンニ、ナ、カヨク、シ、テモ、ラッテ、イ、マス」


「そんなに緊張しなくて良いのよ、普通に話してね。

それと私の事もお姉ちゃんって呼んで良いわよ」


「!

ちょっと耳かして!」


 机に乗り出したシャルお姉ちゃんがミリアさんの耳に小さく僕に聞こえない様にお話しています。耳が良いのか僕には聞こえているんですけどね。


「ちょっと、あなたギルドマスターから聞いているんでしょ。

リュート君は森で魔物に育てられたんだからあんまり話せないのよ。最近、ようやくここまで話せるようになったんだから変な事言わないで。

 それとお姉ちゃんと呼ばれて良いのは私だけよ、リュート君のお姉ちゃんは私だけよ!

大事な事だから2回言っとくわね」


「まったく、あなた相変わらず年下好きなのね。

呼び方くらい良いじゃない、あの子可愛いし。

それに大丈夫よ、あなたから取ったりしないから」


 何か僕がお姉ちゃんと呼んで欲しい欲しくないて言ってるけど良く分からない。なんで呼んじゃだめなんだろう?


「君たちそろそろ案内を再開しても良いかな?」


 エヴァンさんが案内を再開してくれるみたいです。


「すみませんでした、エヴァンさん、お願いします」


「すみません、マスター」


 シャルお姉ちゃんたちがそう言うと案内が再開しました。

受付のお姉さんたちがいる所はお仕事をしょうかいするだけではなくて、お仕事で取ってきた魔物とかをお金にかえることができるそうです。

次に教えてもらったのが建物の入り口から見て左側にある広く場所をとってある所が食べ物が食べられる食堂っていう場所だそうです。

ここはおいしさよりも量を中心に作っているそうです。冒険者さんはたくさん食べるので自然とそうなったそうです。お金をつかって食べれるそうですが、使う量も少なくていいそうです。

ここでもたくさんお菓子をもらいました。食堂に居た冒険者さんたちもやさしい人たちばかりみたいで、僕にお菓子をくれるだけじゃなくて頭を撫でてくれます。思わずニコニコになっちゃいます。

 僕のニコニコを見たのか「ふぁぁ」とか「いぃ」とか言いながら更にお菓子をくれたり、頭を撫でてくれます。

 食堂でもらったお菓子を食べながら2階にあがります。ここはギルドでお仕事をしている人たちのお部屋とエヴァンさんのお部屋があるそうです。冒険者さんたちにお仕事するのではなくてギルドしょくいんとしてのお仕事をしているそうです。エヴァンさんさんもお部屋で大事な事を決めたり相談するそうです。

 建物の中を大体案内してもらって食堂のイスに座ってお話ししようとしていた所に、シャルお姉ちゃんたちが着るような鎧を着たお兄さんがエヴァンさんに近づいて何か挨拶しています。

お兄さんは騎士さんでしょうか?


「急に申し訳ないが、ギルドの紹介はこれでお開きにさせてもろうよ。

バリウス伯爵が私と君たちを教会まで呼んでいるそうだ。

教会までは彼が案内するそうだよ」


 それではと、入り口まで全員で向かって外に出るとエヴァンさんが「またここに好きな時に遊びにお出で」と言ってくれました。またこようかなぁ?

 お兄さんが前に出てきょうかいという所に案内するために歩きだしたので僕たちもその後をついていきます。

 バリウスさんは僕たちに何かお話があるのかな?

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