6話目いざ、学園へ!!
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「あ~、優[ゆう]君おかえり~、似合ってるよ! 」
「ありがとう」
「渚[なぎさ](さっきまでは、無かったのに)君付けは気にしないの? 」
「もう慣れた……」
今まで、散々言われましたからね…(遠い目)
「そっか……」
「サイズもぴったりだね~」
「うん、可憐の思ったとおりだったよ」
本当、サイズぴったりです。
「よし、じゃあ案内するよ」
「あぁ宜しく頼む」
よし、行きますか!
「思ったんだけどさ~」
「? 」
「私って、その間何してたらいいの?私の分は制服もないし」
「「……」」
「えっ」
「可憐(自分で言ったのに)なんにも考えてなかったの?」
はっきり言うと、自分は可憐は、待ってればいい程度にしか考えてませんでした…
まさか、可憐もとは・・・
「どうする? 俺も今気付いた」
多分平馬[へいま]の場合は、待つことにすら気付いてなかったんだろうな・・・なんせバ・・・なんでもありません。
「ん~誰かと一緒の方がいいんだけどな~」
「それには私も賛成」
「誰か、頼める人いないかな~」
『おいっどこいった! 』
なんか声が聞こえてきました。気のせいですよね・・・そうです気のせいですよ!
「平馬、なんか空耳が聞こえてきた……」
「いや、空耳じゃな『あっ平馬やっと見つけたぞ! 』うん僕も……」
「ねぇねぇ、人がこっち向かってきてるけど、2人の知り合い? 」
「「……」」
「ねぇ~聴いてる? 」
「いや、可憐あれは、幻覚だ」
「声聞こえるよ」
「可憐ちゃん、それは幻聴だよ」
さっきの人とこれ以上関わるのは遠慮したいです。
「なぁ平馬・・・」
「なに渚……」
「ちょっと走りたくなってきた…ついでに案内してくれないか? 」
「奇遇だね、僕もだよ・・・じゃあ行こっか」
「えっねぇ私は? 」
「「ここで待ってて!!」」
今は、逃げることのほうが大切です!
「あっ、うん」
「「じゃ」」
そういって、私達二人は走り出しました。
『あっおい待て! ! 』
声?何の事ですか?私には何も聞こえませんよ?
行間等変更しました12.11.24