34話 眼鏡のイケメンさん
すみません、大分遅くなりました。待っていてくれた方ありがとうございます。
「ねぇ、優[ゆう]はどの競技に「可憐[かれん]さん!やっと見つけた!」あれ、何で私?」
そんな声と共に、眼鏡をかけたイケメンさんがやってきました。
……どなたでしょう、可憐の名前を呼んでいましたし……可憐の知り合いですかね?
「あ、長月[ながつき]くん。今日は眼鏡なんだねー」
「えぇ、眼鏡の方が取り外しもしやすいので体育祭には、眼鏡で来るんです」
そう言って、眼鏡のイケメンさんは可憐に優しく微笑みかけてます。
「へーそうなんだ!長月くんの眼鏡かけてる姿久しぶりだねー」
「そうですね、ところで可憐さん。そこに居る方とはお友達ですか?」
そう言って、ちらっとこちらに視線を向けました。
お友達が、やけに強調されていた気がするんですが……気のせいでしょうか?
「えっとね、優は私にとってとっても大切な人なんだ!ねー優!」
「あぁ、私にとっても可憐はとても大切な存在だ」
私達の会話を聴いて、イケメンさんが若干口元をひきつらせた気がしましたが何ででしょうね?
あ、ちなみに友達ではなく大切な存在と言ったのは、私達は小さい頃から仲がよくって殆ど一緒に居たので、家族であり親友でもあるからです。だからか一番大切って言葉がしっくりくるんです。
「そうですか、はじめまして。可憐さんと同じ学年の長月と言います。えーと、君の名前は…?」
そう言って手が差し出されたので握りかえします。
「はじめまして。私は2年の渚 優[なぎさ ゆう]と言います」
私の名前を聞いた瞬間、長月先輩が一瞬固まったと思ったら握る手に少し力がはいり私の事をじっと見てきました。……どうしたんでしょうか?
「あ、氷裏ちゃん達が帰ってきたみたいだからいってくるね!」
可憐はそう言うと、少し離れた位置に居る氷裏達の所へ行きました。
「すいません、もしかして君は可憐さんと一緒に転校してきた、渚くん…ですか?」
「は、はいそうです」
先輩、目が怖いです。
私達ってそんなに噂になってるんですかね?まぁ、まだ転校したばかりですからね。
「お前が…お前が…」
「あの、先輩どうかしましたか?」
だんだん心配になってきました。大丈夫でしょうか…
「そうですか、君が……人は見かけによらないものですね。渚くん」
「あ、はい」
突然名前を呼ばれたので驚きました。
「今すぐ、可憐さんから手を引いてください」
「は?」
とっさの事に意味がわかりません。
「これ以上可憐さんを弄ぶような事をしないでください」
「あの、先輩よく言っている意味がわからないのですが……」
『生徒の皆さんは集合場所に集まってください』
アナウンスの声に従って生徒が皆それぞれの集合場所にむかって行きます。私達も行かないといけませんね。
「時間ですか…そういえばまだちゃんと名乗っていませんでしたね。私の名前は長月 秋[ながつき しゅう]です。では、また今度」
そう言うと、先輩は去っていきました。
「あっはい、さようなら」
反射的に返事をしましたが…なんだったんでしょう。
氷「今回私達の出番殆どなかった…」
紅「最近少ないよね」
可「私は、最初以外殆どない…バイトとか色々あったのに…」
コ「そう言われればそうだな、バイト書いてなかった」
氷(絶対忘れてたな)




