29話 学園長が…
だいぶ遅くなりました!すみませんm(_)m
「そういえば、だいぶ前の話なんだけどさ」
「ん? どうかしたのー? ……焼きそばパン美味しーよ、氷裏[ひょうり]もいる?」「どうかしたのか?」
「わーいっありがとう! うん、美味い」
「……(パクッ」
やっぱり、可憐[かれん]の作ったお弁当は美味しいです。椛[もみじ]達の焼きそばパンも美味しそうですけどね。
「で、どうしたの?」
「名前解んないんだけどさ、女の子に“転生って信じる? ”って聞かれたんだ」
「ほぉー「ゲホッゴホッ」渚君大丈夫かい?」
「・・・渚、大丈夫?」
何て話題が来るんですか!?おねーさんびっくりです!
「…大、丈夫、だ、気管に入っただけ……」
「よかったー、びっくりしたよ」「そっか、よかった」
「あぁ、ごめん。それより氷裏は何て答えたんだ?」
ここが、一番気になるところなんですよね……平馬[へいま]の様子を見る限り、こっちの世界に無さそうな物まで氷裏は知っていましたからね。
「確か…有ったら面白そうだね。とか言った気がする」
「ふーん」「……」
気のせいだったんでしょうか? 平馬だって知らないこともあるはずですし…
「そういえば、もうすぐ衣替えだねー」
「へぇーそうなんだって、渚・・・どうしたの?」
コロモガエ?
「夏服、持ってない気がする・・・」
「えっ?」
「冬服買う時に一緒に買わなかったの?」
「この服は、貰い物だから……」
「えっ? それ新品でしょ?」
「えっと、学園長が…君達がこの学園に来るって聞いて、用意しといたんだー♪って……」
((何でだろ、すごく納得する…))
「「「……」」」
「あっあの! 」
「ふぇ!?」「わっ!?」「っ!?」
「あ、すみません」
「えっと、すみませんが貴方[あなた]は……」
びっくりしました……どっかで見た事ある気がするんですが、名前が思い出せません。
「あっえっと、初めまして、同じクラスの 田中 冬美[たなか ふゆみ]です」
「どうかしたのー? 渚君に用事?」
「あっはい、冬服Cタイプで良かったら、兄のが有るのでいりませんか?」
「えっでもお兄さんが使うんじゃ……」
「ちょうど卒業したところなんで、もう使わないので」
「じゃぁ、お言葉に甘えて……田中さんありがとう」
説明しよう!
この夏白学園の制服は、男子用(Aタイプ)・女子用(Bタイプ)・男女共用(Cタイプ)があるのだ!
なんでも、学園長が、女もズボンはいたっていいじゃないの! とか言ったんだとか……
「あっはい、じゃぁ今度持って来ますね」
「あぁ、わかった。本当にありがとう」
氷「遅い上にほとんど進まなかったね」
コ「うっ…」
氷「…」
コ「はい、もうちょっと頑張ります…」
話数が間違ってたので訂正しました13.5.22




