28話 フラグ?有る訳無いでしょ?
《パシャッ》
カメラの音?
「二人のツーショット写真ゲット!」
「氷裏[ひょうり]!」「えっ訝女[いぶかめ]さん」
目の前には、カメラを構えた氷裏が立っていました
「ククッ二人共ー仲間はずれはよしこちゃんなんだよー」
そう笑いつつ氷裏は私の隣に座りました。
「古っそこはよしこさんでしょ」
「せっかくだし、友情フラグに私も混ぜて欲しいな」
「よしこさん? フラグ?」
「いや、現実にフラグなんてそうそうないでしょ」
「いや、この世界だったらありえそうじゃない?」
また何か違和感が・・・?
「訝女さん、この世界って他にも世界が有るみたいな言い方だねぇ」
「フフッ本当に有るかもしれないよ?ね、渚[なぎさ]」
「っ・・・あっあぁそうだな」
もしかして、氷裏は私達の居た世界の事を何か知っているんでしょうか・・・?
「あっそうそう、自分二人を寮に呼びに来たんだよ!」
空を見れば、もう日が暮れかけていました。
「あっそうだね、そろそろ帰ろうか」
「あぁ、帰るか・・・ん? 氷裏どうしたんだ」
氷裏が、私達が最初に居た森の方を見つめて止まってます。
「何か有るのか?」
私が見た感じ、何にもなさそうなんですけどね・・・
「いや、空がきれいだなって・・・自分は、もうちょっとここに居るから先に帰ってて」
「へー早めに(寮に)戻るんだよ、じゃぁ行こっ渚!」
「あぁ氷裏、また後でな」
何か、先に行ってた方が良さそうな気がします。
さぁ、寮に向かうとしましょうか・・・
でも、もしもこの世界にフラグが実在してるのなら
(私は、面倒なフラグを回避して、平穏な日々を送ってやる)
そう、心に決めたのだった。
・・・今思うと、これは巻き込まれるフラグだった気がする。
コ「氷裏!後1つ閑話挟んだら、新章突入だよ!」
氷「えっ新章って今回からじゃなかったの?」
コ「いや、実はこれ前の奴と一緒に投稿するつもりだったんだけど•••きりがよくなって分けたやつなんだよ」
氷「へーそれで?」
コ「……」
氷「何もないのかよ」




