27話 青春だねぇ
間が空いてすいませんでした。
後、あらすじ等変更しました。
「平馬[へいま]くん、えっと・・・」
『『「・・・」』』
「ごめんね・・・でも、ありがとう。これからも友達でいてくれると嬉しいな」
振られちゃいましたね・・・これは暫く凹んでるんじゃないでしょうか?
「はい、これからも宜しくお願いしますっ!」
「うん、ありがとう。また明日!」
「有難うございました!」
可憐[かれん]は、もう寮の方行っちゃいましたね・・・
「はぁ~」
『『・・・』』
『渚[なぎさ]、自分先に帰って可憐さんの方行ってくる』
『? いきなりどうしたんだ?』
『えっとね・・・自分可憐さんとあんまり話した事ないから、この機会にちょっと話してみたいんだ』
そういえばそうでしたね、昼休みの会話に氷裏[ひょうり]加わってなかったですし。
『おう、行ってらっしゃい』
この機会に2人が仲良くなってくれれば、こちらとしても嬉しいですしね。
『うん、バイバイ』
『「・・・」』
そろそろ、励ましに行きましょうか。
「あーその・・・」
「わっ渚!いつの間に!」
「えーと・・・お前が可憐に告白したぐらいからか?」
「えっまじかー」
そんな事を言いつつしゃがんでいる平馬の横に座ります。
「まぁ、ドンマイ」
うん、一番言いたい事言えましたね。
「ねぇ渚・・・何か、振られたのにスッキリしてるんだよね」
「はぁ?」
「うーん何かねぇどっちかって言うと、可憐さんは好きっていうより憧れてる?じゃなくって・・・えーと・・・よくわかんないけど・・・」
「なんだそりゃ」
ちょっとおどけた風に言ってみました。
「「・・・ぷッ」」
「「ハハハハ」」
その笑い声と共に、平馬が草の上にごろん、っと寝っころがりました。
(気持ちよさそうだな・・・)
今日は雨も降ってませんし・・・
(私もやってみようか・・・)
そう思って平馬の横に寝っころがります。
やっぱり気持ちいいですね。
「ねぇ、渚」
「ん?」
「えーっと・・・あ、ありがとう」
こちらから顔は見えませんが、声からちょっと照れてる気がしました。
「当然だろ、友人が落ち込んでたんだからんな」
「実際は、落ち込んでなかったけどね」
「そうだな。フフッ」
「ハハッ」
コ「僕も渚さんみたいな友達が欲しいよ」
氷「確かに実際に居たら面白そうだね」
コ「うん、それに僕の理想でもあるしね」
氷「まじか・・・」
優『くしゅっん』
コ「あっそうそう、多分次ぐらいで新章?なるよ」
氷「さいですか・・・」




