22話~氷裏side~
今回、昼ごはんでテンション上がってる氷裏さんです。
皆さんこんにちは、氷裏[ひょうり]です。
いよいよ、昼休み(昼ごはん)ですよ!
『優[ゆう]~~! 』
ん?この声は……
『可憐[かれん]、どうかしたんですか? 』
『一緒にご飯食べよ~』
やっぱり純[いと]さんでしたか!
『そういえば、何クラスになったの? 』
『えっとね、3-A。だから直ぐに会いに来れるよ! 』
『えっ!』
紅野[こうの]・・・
「やっと、気付いたのか・・・」
おっと、呆れて声がでちゃった。
『知らなかったのか? 』
『・・・(コクコク)』
おー、紅野の首が、面白いぐらい上下に振られてますよ。
これは・・・動画撮っておこう。
『な、渚[なぎさ]・・・』
さっき渚さんがニヤっと笑った気がしたけど
(うん、やっぱり笑ってた※氷裏の写真参照)
『あっ平馬[へいま]、こんな所に居たんですね』
『あっ青木君!』『青木先輩!』
さっき、廊下で純さんと話してた人かな?
(柏木さんとお昼ご飯食べられそうにないなぁ・・・)
せっかく仲良くなったんですけどね・・・なぜって?隣の席だったんですよ。
『なぁ、ヘ――『それより――』……』
『そこの君』
『えっと私ですか?』
ん?渚さん何かしてましたっけ?
『そう君です、どうして、そんな頭をしているんですか?』
あー、なるほど・・・
『え……?』
渚さん気付いてなさそうですね。
『平馬[へいま]』
『は、はい!』
先輩腹黒さんなのかな・・・
あと、平馬の顔がみるみる青ざめていきます。
(よし、これも動画に撮っとこう)
『それが、どうかしたんですか?』
『えっえっと……』
紅野涙目ですね。もちろん写真は撮りましたよ?
(後で、紅野のファンクラブに持って行こう)
『まさか、今日転校してきたばかりだから、許してた。何て言いませんよね?』
『すいませんでした!!』
『君は、自分の立場が分かっているのですか?』
『『•••』』
渚さんと可憐[かれん]さんは、さっきから空気状態ですね。
『えっと•••青木君。結局優がどうかしたの?』
おー純さんさっきの空気の中話しかけるなんて凄いですね。
『あぁすみません、話しがそれましたね』
『その頭、染めましょうか』
・・・くっ、せっ先輩いきなり言いましたか。
『えっと……どうゆう事ですか?』
『ですから、その染めた頭(銀髪)もと(黒色)に戻しましょうか』
うん、わかりやすくなった。
『先輩』
『どうかしましたか?』
『これ(髪)染めてないんですが•••』
『えっ』『•••』
えっ・・・じゃぁ二人は
『もしかして、君達は黒国[くろこく]の出身ですか?』
『『……っ!』』『黒国?』
『やはりそうでしたか•••』
マジか・・・茜[あかね]さん達以来じゃないですか。
『お~先輩! どうしてこんな所にいるんですか?』
この声は・・・柏木さんじゃないですか!見事に空気が柔らかくなりましたよ。
『こんな所ってお前な……』
『てへっ♪』
『てへっ♪ っじゃねぇよ!』
『平馬、その娘はだ――『柏木さん、やっと来ましたか』•••』
先輩は、渚さんのセリフに被せるのが上手いですね。
ちょっと渚さんが落ち込んだ気がしますが、面白いのでスルーで!
『丁度良いですし、2人共借りて行きますね』
『わっ』『わー』
あぁ柏木さん達がドナドナされてくよー
『いやっそれ(ドナドナ)とは違うから!』
『平馬くんどうしたの?』
『はっ!いえ、なんでもナイデス』
コ「氷裏、出番できたよ!19話~20話の氷裏だよ」
氷「ドナドナ」
平「はっ!」
氷&コ「ドナドナドーナー」
平「いや、だから違うって」
氷「ドナドナ」コ「 ドナドナ」
平「ずらしてもダメだからね!?」




