17話 いろんな人達
今回コメディ要素、少ないです。
自分の名前が、すぐにでて来ない事って有るよね!
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「おい、早く行くぞ」
「はーい」
「平馬[へいま]、そういえばさっきの、奴らは何だったんだ?」
「んー渚[なぎさ]と可憐[かれん]ちゃん?」
渚と可憐か…そんな生徒この学園に可憐って名前の奴はいたが・・・違うよな……
「そういえば、透流[とおる]先輩、渚の事知ってるんですか?」
小さいほうが可憐ちゃんだろうじゃあ、渚は背の高いほうか?
「渚は背の高いほうだよな?」
「そう、背の高い男の方です。」
やっぱりか・・・
「ちょっとそいつには、借りがあるんだよ」
「えっ透流先輩が借りって……何ですか?」
「お前には教えてやらん」
(平馬に、木から落ちたなんて言えるか!?)
こいつは、絶対笑うに決まってる。
「へぇー、気から落ちたんですかー。お怪我はありませんか?(ニヤニヤ)」
口に出してないならこいつが知ってる理由は・・・
「平馬、お前また人の考えよんでるだろ……」
「こんな面白い特技なんですからね、使わなきゃ損じゃないですか」
こいつ・・・いつかその特技のせいで精神的ダメージでもうければいいのに……
「でも・・・」
「まだなんかあんのか」
「さっき、可憐ちゃんの心よもうとしたら出来なかったんですよねー」
平馬に、心が読めなかった?年下の?
「何かの間違いじゃないのか?それか、何も考えてなかっただけとか……」
「あっそれが有ったかー」
「平馬、一応聞くが、そいつの名前は?」
「確か、純[いと]可憐ちゃんだったと思いますけど……どうかしたんですか?」
「いや、ちょっと調べようかと思ってな」
「へー、頑張ってくださいね!」
こいつ自分は、調べない気だな……
「お前も、調べるんだよ!行くぞ!」
「えー」
純 可憐っか……ちょっと調べてみる必要がありそうだな…
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ある電話の話
この番号に、でんわする時が来るとは……
『はーいもしもし、どちら様でしょうか?』
この声は……
「早百合[さゆり]さん?」
『えっどうしてそれを……』
「えっと・・・」
えーと、私の名前は――頑張って脳内から自分の名前を、引っ張り出す――
私の名前は海[かい]……時々忘れちゃうんだよ……
『?』
「海です…空[そら]の姉の…」
『えっ、海ちゃんなの?』
あっ気付いて貰えたみたいだ……
「早百合さん、お久しぶりです。茜[あかね]さんはいらっしゃいますか?」
『あっ、茜ちゃん海ちゃんから電話!『海から…分かった』ちょっと待っててね』
「あっ、はい」
茜さんなら、きっと何か知ってるだろう……
私の疑間にかんする“答え”を――――
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コ「今更だけどさ…」
氷「あぁ」
コ&氷(平馬って馬鹿だよね…)
平「今、僕の事馬鹿だと思ってたよね!?しかも、両方共って、ひどいっ」
氷「なぜわかったし」コ「本当のことでしょ?」
平「しくしく」
コ「後氷裏、平馬は読心術が使えるんだよ。しかも、感が鋭いから、何考えてるのかまでわかるんだよ。」
氷「何その、設定の無駄遣い…」
行間等変更しました12.11.26
コ「最後(電話)の話、茜達出したかっただけっていう」
氷「・・・」




