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少女達の転生物語  作者: ココア
準備編
17/36

17話 いろんな人達

今回コメディ要素、少ないです。

自分の名前が、すぐにでて来ない事って有るよね!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「おい、早く行くぞ」

「はーい」

「平馬[へいま]、そういえばさっきの、奴らは何だったんだ?」

「んー渚[なぎさ]と可憐[かれん]ちゃん?」

渚と可憐か…そんな生徒この学園に可憐って名前の奴はいたが・・・違うよな……

「そういえば、透流[とおる]先輩、渚の事知ってるんですか?」

小さいほうが可憐ちゃんだろうじゃあ、渚は背の高いほうか?

「渚は背の高いほうだよな?」

「そう、背の高い男の方です。」

やっぱりか・・・

「ちょっとそいつには、借りがあるんだよ」

「えっ透流先輩が借りって……何ですか?」

「お前には教えてやらん」

(平馬に、木から落ちたなんて言えるか!?)

こいつは、絶対笑うに決まってる。

「へぇー、気から落ちたんですかー。お怪我はありませんか?(ニヤニヤ)」

口に出してないならこいつが知ってる理由は・・・

「平馬、お前また人の考えよんでるだろ……」

「こんな面白い特技なんですからね、使わなきゃ損じゃないですか」

こいつ・・・いつかその特技のせいで精神的ダメージでもうければいいのに……

「でも・・・」

「まだなんかあんのか」

「さっき、可憐ちゃんの心よもうとしたら出来なかったんですよねー」

平馬に、心が読めなかった?年下の?

「何かの間違いじゃないのか?それか、何も考えてなかっただけとか……」

「あっそれが有ったかー」

「平馬、一応聞くが、そいつの名前は?」

「確か、純[いと]可憐ちゃんだったと思いますけど……どうかしたんですか?」

「いや、ちょっと調べようかと思ってな」

「へー、頑張ってくださいね!」

こいつ自分は、調べない気だな……

「お前も、調べるんだよ!行くぞ!」

「えー」

純 可憐っか……ちょっと調べてみる必要がありそうだな…

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ある電話の話


この番号に、でんわする時が来るとは……

『はーいもしもし、どちら様でしょうか?』

この声は……

「早百合[さゆり]さん?」

『えっどうしてそれを……』

「えっと・・・」

えーと、私の名前は――頑張って脳内から自分の名前を、引っ張り出す――

私の名前は海[かい]……時々忘れちゃうんだよ……

『?』

「海です…空[そら]の姉の…」

『えっ、海ちゃんなの?』

あっ気付いて貰えたみたいだ……

「早百合さん、お久しぶりです。茜[あかね]さんはいらっしゃいますか?」

『あっ、茜ちゃん海ちゃんから電話!『海から…分かった』ちょっと待っててね』

「あっ、はい」

茜さんなら、きっと何か知ってるだろう……

私の疑間にかんする“答え”を――――


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コ「今更だけどさ…」

氷「あぁ」

コ&氷(平馬って馬鹿だよね…)

平「今、僕の事馬鹿だと思ってたよね!?しかも、両方共って、ひどいっ」

氷「なぜわかったし」コ「本当のことでしょ?」

平「しくしく」

コ「後氷裏、平馬は読心術が使えるんだよ。しかも、感が鋭いから、何考えてるのかまでわかるんだよ。」

氷「何その、設定の無駄遣い…」

行間等変更しました12.11.26

コ「最後(電話)の話、茜達出したかっただけっていう」

氷「・・・」

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