おしゃべりお姉さん
まだまだ続きますよピエロ編!そこで新たな仲間も加わり・・・?
「う・・・」
重い。目を開ける。・・・?上に何か乗っかってきてる。これは・・・?フニッと柔らかい触感がした。
「・・・ッ」
正体が分かり、思わずはじき飛ばす。そう。上に覆いかぶさるように寝ていたのは、ソフリーだった。つまり、抱き合うように寝ていたってことになのである。
力が入りすぎたのか、ソフリーは吹っ飛ばされて、向かいの壁に勢いよく頭をぶつけた。ゴッと痛々しい音が聞こえたが、急な事だったので許してほしい。
「きゃん」
悲鳴をあげたソフリーは目を覚ました。
「もう、なぁに・・・。どうしたのテラちゃん。顔赤いよ」
「そ、それはしょうがないだろ!ていうかテラちゃんって俺?」
「うん」
マジか・・・と思いつつも、まあいいかと納得する。
「どこだろ、ここ」
「どうやらまだ俺らは生きてるみたいだな」
服もさっきと変わってない。となるとあいつの狙いは何なのだろうか。
「あ、さっきの女のひとだ」
ソフリーは最初に見た、ピエロに引きずられてた人を見つけた。
「起こす?起こそ」
すると、拳を握って女の人を殴る態勢を作ったのだ。
「え、やめろやめろやめろ」
「なんで?女でも手加減とかしないよ?」
「そういうことじゃねえ」
ソフリーにお説教する。
「分かりましたか!?人を叩いたり殴ったり、蹴ったりしちゃいけません!」
「は~い・・・」
不満そうだが、とりあえず納得してくれたらしい。
「あなたたち、誰…?」
なんと俺たちがくだらないことをしてる間に女の人が起きたらしい。
「あ、起きた」
「なるほどねぇ、私一人だけだと思ってたけどそうじゃないのね。ところで君ら何歳かしら?私より全然若いでしょ。あ、そういえば私の名前言ってなかったわね、私はアンティオよ。気軽にアンって呼んで」
「はぁ・・・」
俺らが返答に困る。
「・・・・・。よく二人でやってこれたわね。怖い思いとかしなかった?それにしてもあなた達かわいいくてイケメンね、モテそうだわ」
「わかりました。ストップストップ!」
「あら、ごめんなさい。私お喋りで・・・」
おそろしい速度で喋っていた…追いつけない。
「まあ、改めて、俺はテラスです。」
「ソフリー」
「まあ!よろしくね」
と、アンティオこと、アンさんは、おもむろに立ち上がり、何か気になるのか歩いて行った。
「ねぇ、これみて。ピエロからの手紙よ」
差し出された手紙を読む。
「『出かけるからおとなしくしててね』って、また戻ってくるのかよ」
「はやくここからでよ」
「そうねぇ、あの扉開くかしら?」
「いやぁ、さすがにピエロとはいえ、戸締りはちゃんとするでしょう」
「そうよねぇ」
とアハハとアンさんと笑いあっていると
「あ、開いた」
「「え?」」
まさかの監禁対策不届きのピエロであった。
ピエロはどこへ出かけたのでしょうね!




