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コリッペ‼︎

前回と同様に2年前に脚本形式で書いた作品です。

漫画とかに起こそうと思ったのですが結局没になってしまったのですが、そのまま世に放たれないままデータとして削除するこも惜しいので駄作でも何でも公開しようと言う事で‼︎


↓では本編‼︎


神社

 境内を綺麗にする巫女

 巫女「……(私の家系では人のオーラが稀に見えるようになるらしい)」箒ではく

 と参拝しにくる人達の気を見る

 巫女「(私の家族は私以外オーラが見えないらしい……幼少期、その事が原因でよくイジメられた事をキッカケに私はこの能力がずっと嫌いです

小学に上がる頃にオーラの見える神主のお婆様の所へ移り住んだ。

巫女として現在、お婆様の元でお手伝いをしています)」

 巫女「(大嫌い……オーラが見えたからと言って何があるんだって話し……

 それで虐められて……人と距離置いて……

 悪い事ばかり)」

おばあちゃんがやってくる

 巫女「……あ……オバ様」

 オバ「試練一つ与える……」

 巫女「あ!はい!(オバ様はこうやって私に試練を一日一回私に与えます……ただの認知症対策)」

 オバ「……呪いの土地買収せし若き女性と親睦を深めよ」

 巫女「え……ん?(聞き間違い?

 いつもはこんな試練ぽい事なんかじゃない

 いつもはお使いやら回覧板やら……なのに)」

 オバ「聞こえなかったかい?」

 巫女「いやぁ、聞こえたけど……

 呪いの土地ってあの?

(今日に限って試練ぽい

 しかも呪いの土地って)」

 オバ「……」

 巫女「その呪いの土地が……なに?」

 オバ「その土地を買収…した女性がおる」

 巫女「え……その人と……仲良くする?」

 オバ「そうだ、以上……」

 巫女「……わ、わかりました(取り敢えず承認しちゃった……訳わからないし

 お婆様、私が人と距離置いてること知らないはずがないのに……わざと?)」

 巫女「……兎に角、呪いの土地行ってみるか」


「呪いの土地……

三十年前に元あった建物の所有者が土地売ったのが始まり、その土地を買った人は建物を建てる途中で怪我だったり、最悪死に至った事もあった

 そんな事が何度も何度もあった物だから

呪いの土地そう二十年ほど前から言われてきたんだとか」

 

「そんな土地買う人って……どう言う人なんだ

悪戯半分だとしたら……警鐘を鳴らしとかないと」

とその土地を訪れる

 と地面に寝転がる壇ミレイ

 巫女「あ……」

 壇「……ん?」

 巫女「(……何をしているんだこの人)」

 壇「あ!巫女さんだ!本物だよね?」

と起き上がって巫女を指す

 巫女「あ……はい……(グイグイ来た)

 アナタですかこの土地買収した人って」

 壇「そうですそうです!」

 巫女「……(この人ダメそうだ……)」

 壇「ここいいですよ!広くて!」

 巫女「(呪いの土地って理解してない

 呪いの土地ってこの辺では有名何だけどな

 この辺の人じゃないのかな?

 買収するぐらいだから色々と調べていそうだけど)」

 のほほんとしている壇

「ダメだ知らなそうだ……ホントを言おう……」

 巫女「あの、大変言いにくいのですが

 ここ呪われてる土地です」

 壇「……え……」

 巫女「(あ……良かった通じた)」

 巫女「(気の毒だけど……言った方がいいに越した事はない)」

 壇「じ、じゃじゃあ!ゆ、幽霊ーとか!

 UFOとか!出るって事!」

 巫女「……UFOは出ません……」

 壇「え、UFOは出ないの?じゃあ幽霊は?」

 巫女「多分、場合によります……」

 壇「じ!じゃあ、……私……

無理……です……ゆうれい嫌い……怖い……見た事ないけど」

 と一気にショボンとする

 巫女「(物凄くショボンしてる……

 めちゃくちゃ気の毒だ……)

 あ、あの地震祭?しますか?」

 壇ミレイ「ち……ち、地震祭?」

 と広々した土地の中

巫女「そうです、工事関係者とか神職呼んで

 氏神様からこの土地の了承を貰うんです」

ミレイはワクワクする

 ミレイ「氏神様!氏神様って!土地の神様ですか?」

 巫女「そう(すご、さっきと打って変わった)」

 ミレイ「じゃあ!ちゃんと私!地鎮祭やります」

 巫女「……そうですか(良い人?だよな……

 何の為にこの土地買ったんだ?)」

 ミレイ「いいですね!やっと!夢が叶えられそうです!」

 巫女「(それにしても……恐ろしい程に陽な子

 この一体を陽のオーラで包んでる

 オマケにモデルさん見たいな身長…だし)」

 ミレイ「あの!ありがとうございます!

 お巫女さん!」

 巫女「いえいえ……所で

 地震祭はいつやりましょう?」

 ミレイ「えぇ〜特に決まってないです

 工事するのは今年の秋何ですけど

 早い方がいいですよね」

 巫女「まあ、工事する前にする物ですから

 早い方に越した事はないけれど」

 ミレイ「では!来週!しましょう!」

 巫女「……ら、来週……」

ミレイ「お願いします!」

「いつも陰気に包まれているこの土地も明るく」


神社手入れする巫女

 巫女「はぁ……(何で地震災なんて勧めた?

 私……その場の勢いで言っちゃった

 別に嫌じゃないからいいけど)」

 とここでおばあちゃん

 おばあちゃん「……何、悩んどる?」

 巫女「おばあちゃん……

 いや、ほら

 呪いの土地を買った女性の事」

 おばあちゃん「……あぁ、どうだ?進歩は?」

 巫女「うんまあ少しずつ……」

 おばあちゃん「おうおう……今、商店街におるな

 ワシは初めて見たよこんな陽気を持つ人間がおるとはね」

 と神社から眺めた街を見る

 巫女「……え?こっからでも見えるんですか?」

 おばあちゃん「見えるとも

 お前さんはまだまだだな

 近くにある物が見えてないとは」

 巫女「ねぇ、オバ様思ったのだけれど

 あの土地はあの子ならあの子は呪いの土地に住むって事だよね」

 オバ「……十中八九そうじゃろ」

 巫女「なら……大丈夫じゃないですか?

あの子がいればあの土地の陰気も消えてましたし」

 おばあちゃん「……論点がズレておる

 彼女があの土地に住んだとしても

 問題の根本は変わってない……

 土地自体に問題がある物だからな」

 巫女「……そう、だよね」

 オバ「ほら、彼女が不在のあの土地は

 今にも暴挙を起こす勢いよ」

 と指差す

 巫女「…そうですか……やはりそうですよね

 …地鎮祭を勧めておいて正解でしたよね」

 オバ「あぁ地震災をする事で氏神様がそこの陰気を払ってくれるだろう……」

 巫女「ん?呪いの土地って……もしかして

 地震災ちゃんとしてなかったから?なったのる」

オバ「んん?そうじゃ……分からなかったか?」

 巫女「え……そうだったの?」

 オバ「取り敢えず地震災……いつやるか決まったら教えてくれ」

 おばあちゃんは笑う

 おばあちゃん「後はお前さんの好きなようにしなさい……」

 巫女「……え……それって」

 おばあちゃん「成れば分かる、為されば出来る

 試練を超えた先にお前さんは自身と他者を真の意味で理解できるであろ」

 巫女「……あぁ凄いなオバ様

 悩み事に関して何にも言ってないのに

 アドバイス……くれた

 そうだよね

 (過去に縛られたまま

 成長して過去を蒸し返して

 他人と距離を置こうなんて心決める

 そんな風に受け身で生きてきて凄く虚しかった

 やっぱり自分自身を否定して生きるのは嫌だ

 産まれもった物を存分に発揮したい

 私は他者を全く理解出来てなかった……

 もっとちゃんと知ろう……折角、こんな素晴らしい能力を持っているんだから)」




 商店街から抜け出して

 海の方へ

 壇「良い街だなぁ……人も良い人ばかり

 美味しい物ばかり……海も綺麗だし

 お父さん海綺麗だよ……」

 壇「海なし県民の私としては海は宝石

 キラキラしてるのは写真とか動画を見れば

 一目瞭然……だけどほら自分自身を通して

 感じる海はどうしてこんなにも

 美しいと……叫びたいと思うんだろう」

 壇「美しいぃいぃ!!」

 巫女「大嫌いだぁぁぁ!!」

 壇は少し驚く

 壇「あっ!さっきの巫女さん……

 海見ると叫びたくなりますよねぇ分かります」

 巫女「……ですね」と笑う

 巫女「私、高波岬って言います……アナタは?」

 壇「私、壇ミレイって言います」

 岬「ミレイさんですか……」

 壇「ミサキさんって、海……好きですか?」

 岬「好き……ですよ、どこまでも広くて

 澄み渡って……」

 壇「分かります……」

 岬「ミレイさんは?どうして好きなんですか?」

 壇「私、海なし県民で海をそこまで見た事なかったんです……大きくなってこうやって海を全身で感じれる物だから……興奮しちゃって」

 岬「……そうですか……だから海の見えるこの街に引っ越そうとしてるんですね」

 壇「それもあるんですけど一番は

 亡くなったお父さんの約束の為です」

 岬「……」

 壇「お父さん、海の見える綺麗で美しい場所で

 喫茶店を経営したいって言ってたんですよ」

 岬「喫茶店……ですか……あの場所は喫茶店を経営する為に」

 壇「はい!いいですよね!やっと理想の場所を見つけれて嬉しいんです!」

 岬「……」

 壇「喫茶店って誰でも気軽に利用出来る場所で

 私の様な落ち着きのない人でもゆっくりとまったりと過ごせるんです……」

 岬「……丸で海みたい……ですね」

 壇「……海」ハッとする

 壇「た!確かに……海って見れば心落ち着きますもんね!」

 岬「……そんな場所がお父さん様好き……だったんじゃないんですかね」

 壇「そうです!絶対!そうですって!

 流石、巫女さんです!」

 岬「……」

 壇「!」

 岬「……私、人のオーラが見えるんです

 オーラで、人の感情の起伏とかその人の性格とかよく分かるんです……そんな私のこの力を小さい頃……毛嫌ってきた人達が私を虐めて……

 私は殻を閉じて人との距離を空けたんです

 距離を空けて誰とも仲良くならず孤立して

 とても虚しかった、誰かの役に立ちたかった

 ちゃんと他者を理解してちゃんと自分の力を誇って役に立てたい……

ミレイさん私……アナタの役に立てましたか」

 壇「うんうん!勿論!!だよ!」

 岬「……そう……ですか」

 壇「ほらほら!安心してる場合じゃないですよ!

ミサキちゃんは!まだまだ私の役に立ってもらわないと!」

 と浜辺を走って呪いの土地へ

 岬「えぇ……次点祭ですね」

 壇「今からだよ!今から!」

 岬「え……流石に……それはぁ」


 半年後


 カランカランとなる

 壇「いらっしゃいませ〜

 海の見える喫茶店コリっぺ!!です」

 ミサキ「あ、ミレイちゃん様になってるね」

 壇「でしょでしょ!制服とか拘ったんだよ!」

 ミサキ「うん!似合ってる!」

 壇「開業は結構かかりそうだけどさぁ

 色々頑張ってるよ!ミサキちゃんは?」

 ミサキ「私?私は〜私にしか出来ない事をして

 誰かの役に立てるよう頑張ってる」

 壇「おお!例のあれだね!オーラ鑑定でしょ?」

 ミサキ「ま、まあね……

 でも相変わらず凄いねミレイちゃん……

 店内ダダ漏れだからねオーラ……」

 壇「え?ホント?でも!悪い物じゃないしょ」

 ミサキ「……」

 引きでコリっぺと携えた喫茶店の看板

脚本形式というか、プロットかな?

物語の何となくの筋を書いた感じなのですが此処まで読んで下さってありがとうございます‼︎

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