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序章

ハーレム要素や追放はありません

ー科学の力は偉大だ。いずれ、「心」までも生みだすであろうー



とある場所

二人の男女が会話していた。


「本当に、これでよかったのでしょうか?」

「あいつはもう限界だ。お前だって見ただろう?」


「・・・」

女性は俯き、口を閉ざす


「『失った』ことを嘆き苦しむより、初めからなかったことにする方があいつにとっても幸せなんだ。」


女性はある異変に気づく

「これは・・・!?」

「どうした?」


「いえ・・・なんでもありません。」


(この子には強い意志を感じる。

わかったわ・・・。アルテミス、あなたの覚悟は無駄にしないから)

初めて書いた長編です。

完結まで書きましたので付き合えるところまで付き合っていただけると嬉しいです

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