表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

103/119

テディベア

 私が今住んでいるアパートには熊のぬいぐるみが置かれている。


 母の話が本当なら私が生まれた年に買ったそうなので、同い年という顔になる。


 こんな可愛い見た目をして実はとっくに成人しているのだと考えると、ちょっと驚きだ。


 普段は景色と同化していて特に気にかけることはないのだが、それでも時々なんの理由もなしにじっと眺めてしまう。


 無意識に愛着が湧いているのかもしれない。


 多分紛失でもしない限りこれからもこの熊とは長い付き合いになるのだと思う。


 ならもっと気にかけるべきなのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ