夏休みのお泊まりの予定
「ぶははげらげらぶひょえー!」
「沙音華が可愛くない珍現象……」
笑うとともに揺れているおっぱいまであまりエロさがあまりなくなるくらい沙音華は爆笑していた。
しかも笑いながら転がってこっちに来て抱きついてくる。
こうされると流石に可愛くないかどうかを評価している余裕はなくなる。沙音華の柔らかさはもともとすごいプラス3キロなので。
「ていうか、僕が怪しまれてしまったことそんなに面白かった?」
「面白い……。うん。ちなみに報告しておくとパンツ見たかったら私のおっけだからね」
「……なんだよ。だから僕はね、運動してたんだよわかってるよな?」
「わかってるよ」
沙音華は僕に抱きつくのをおしまいにすると、床に座って壁に寄りかかりスマホを操作した。
「何調べてんの?」
「散歩コース調べてあげてる。昼休み何分?」
「昼休みは五十分。十五分飯、十五分休憩、十五分基礎知識確認、五分トイレなどっていうのがいつもの僕の予定」
「なるほど、その休憩の十五分に徘徊してたわけね」
「そうだよ」
沙音華はうなずきながらスマホに集中した。
考えてみれば、十五分で行って帰ってくるってそんなに遠くまで散歩はできないな。
「このルートどう?」
沙音華が画面を見せて来たので、僕はシャーペンを置いて振り返った。
「結構距離あるな……まあこれくらい歩かないと散歩の意味ないもんな」
僕は沙音華に地図のスクショを送ってもらった。明日早速歩いてみよう。
「ところでさ、夏休み夏期講習とってないから暇な期間あるでしょ」
沙音華は僕の小さなカレンダーの何も書いてない部分を指して言った。
「勉強したいから暇ではないけど……確かに予定はないな」
「そしたら、私もここら辺は空いてるから……ここの三日で山行こう」
「山?」
海じゃないのかよ水着になってるくせに。逆に水着を着すぎて水着を着て山登り始めるの今度は。山登りは長袖長ズボンが基本だと思うけど。
「そう。そこで高原で勉強特訓。私はひたすら応援」
「いいよ。ていうかそれで沙音華はいいの? なんかもっと楽しいことした方が……」
「ううん。なんか泰成と家じゃないところでお泊まりできたらいいや」
「お泊まり……」
そう言われると沙音華と二人で泊まりの旅行に行ったことはないな。互いの家に泊まったことはあるけど。
ていうか山行くんだったら途中で倒れたりしないように真面目に運動しておかないとな。
お読みいただきありがとうございます。
本作は今後更新頻度を上げて連載していきます。
主人公は浪人生ですが、色々なイベント?なるものを入れながら受験終了までをえがきたいとおもっています。
これからも読んでいただけたらうれしいです。




