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水着姿の幼馴染に応援される


 とても大切なイベントである大学受験で僕は失敗した。


 僕には行きたい大学があって、そこは幼馴染も志望していた。


 高校に一緒に通っていた幼馴染と日々勉強を頑張ったつもりだったけど、僕は不合格。幼馴染は合格した。


 僕は浪人することになった。予備校に通うことにした。お金を払ってくれる親に本当に感謝した。感謝したし、なにより、自分が行きたい大学に入学したいので、僕は勉強を頑張った。


 ここまで、とても普通の浪人生な気がする。


 ただ…‥。


 僕の今の状況について述べてしまうと、普通の浪人生でない部分が水着からはみ出す幼馴染のおっぱいのようにむにゅっと出てくる。


 なんでいきなりおっぱいのたとえを出してきたんだそんなんだから大学に落ちるんだよって?


 ああ……僕がおっぱい好きだと思われてしまったようだ。でも実際好きだ。ちなみに勉強より好きなのは自明で、すごくおっぱいは好きだ。


 でも、突然おっぱいのたとえを使い始めるほどおっぱいのことしか考えてないわけではない。


 つまり、おっぱいのたとえを使うきっかけが僕にはあるということ。


 で、ここで、僕は後ろを振り返る。


「ふれふれいけるよ泰成たいせい、がんばれー、たいせ」


 幼馴染の沙音華さねかが水着姿になって、僕に抱き着いて、僕の耳元で応援の言葉をかけている。


 おかげで僕はとても前向きな気持ちで勉強することができる。そして、幼馴染の大きな胸が当たっている。大きいというかすごい柔らかさなのだ。あまりの柔らかさで、高級シャーペンの柔らかグリップが霞む。


ごめん高級シャーペン。僕の柔らかさを感じる能力は背中で全部使い切っちゃった。予備校ではいつも柔らかいグリップだなって思ってるから許してね。






 勉強しているときに、幼馴染は独特の方法で励ましてくれる。

 

 リフレッシュが必要な時に幼馴染は一緒に出掛けたりしてくれる。


 モチベが下がりそうなとき、幼馴染は大学の楽しい話をしてくれる。


 そんな優しい幼馴染と、浪人中の僕の、一年間の出来事。


お読みいただきありがとうございます。


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