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雨の日の過ごし方

雨が降っている。昨日の午後から降り始めた雨がまだ降っている。

久しぶりの休日だというのに布団が干せないのは辛い。

幸いにもカビは生えてはいないが、最後に干したのがいつか分からないのは辛い。

誰だって病気と隣り合わせなんて嫌だろう。

ブルーな気分で一日を過ごさなくてはならないとは。溜め息を吐きたくなる。

見方を変えてみよう。

本棚に目を向けてみる。以前コンビニで買って積んでいた本があった。

タイトルは「マンガで分かるアランの幸福論」。うん、マンガだから理解しやすいだろうと思って買ったら、忙しさにかまけて読みそびれてしまったものだ。

適当にパラパラrと流し読みしてみる。

何か良いことが書いてある気がしてきた。

あるページが目に入った。

電車に乗っている紳士が早く着かないかとあせっている様子をアランが話しかけたところだ。

「早く着くかを心配するより、せっかくの雨を楽しむべきでは?」

「雨を楽しむ?  馬鹿なことを言わないでもらいたい。急がなければ商談に不利になってしまうのだ」

雨を楽しむ。ブルーな気分にさせる雨を楽しむか。

仕事をゲームのように楽しむ一環の応用に繋がるかもしれない。

やってみる価値は有りそうだ。

他にも何か役立てられるものがあるかもしれない。

雨をBGMのように使えるかもしれないな。しかも自然だから金もかからない。


そう考えてみたら雨も悪いものではない。

積極的な考えは心に作用するものだと知人が教えてくれたし、そうかもしれない。

試しにやってみよう。

そうして私の休日は過ぎていった。心に満足感を得ながらーー。

《終》

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