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テストとファーストキス
やぁキミ。もうすぐテストだけど、勉強は大丈夫かい?
キミは頭が良いから、高得点は取り放題だろう?
それがいつものキミだと言うのはよく知っているさ。
伊達にキミの幼なじみのお姉さんはやってないよ。
でも、不思議なこともあるようだね。
だって、キミは予習や復習はやっているのに、テストで百点は取ったことないだろう?
あたしの記憶違いだと思うんだけどね。
そんなキミに冗談混じりの約束をしよう。
決してあたしの暇潰しなんかじゃないさ。
本当だよ?
だから、そんな疑わしい目で見ないでくれないかな。
どうすれば本気だと信じてくれるのか分からないね。
なら、こうしよう。
もしキミが今度のテストで百点を取ったなら……。
あたしのファーストキスをキミにあげようじゃないか。
ね、これなら冗談で済まされないと思うんだよ?
だってあたしは、冗談だろうが何だろうが、実行してきたんだからね。
それはキミがよく知っているんじゃないかな?
幼なじみの弟みたいなキミを散々付き合わせた過去は間違いじゃないんだからね。
さて、今度のテストの結果を楽しみにしているよ。
百点が取れたら、あたしのファーストキス。
これならキミも行動するはずだからね。
ね、怠け者の弟くんーー。
《終》




