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仮面の思惑

彼は仮面を着ける。物語の黒幕として。

彼は仮面を着ける。最後の敵として。

影の執行者は悪への断罪者。人知れず殺める存在。

仮初めであろうと秩序を守るためならば、力を振るう。忌むべき執行の力を。

秘宝という名の幻を守るため。秘宝がもたらす混乱を退けるため。

忌むべき執行の力を持って封印の守護者となった。

彼の物語は黒幕としての物語。探索者への最大最後の大難関。

仮面が壊れた時に。秘宝が暴かれた時に。執行の力を喪った時に。

彼は物語の黒幕から解放されるだろう。

しかし、秘宝の幻が実体を得るための代償として彼を用いる。

秘宝の幻の依代。それが執行の力を得るための条件なのだ。

ゆえに、彼は物語に囚われたまま。

解放への願いを強さの鍵に託して、眠りの殻を破らせるだろう。

憧れではない。先達者として道を作るのだ。

本当の強さを得るための道を。

真の解放を強さの鍵に託して――。


《終》




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