43/100
ユニコーンの祝福
清らかな乙女がユニコーンを見かけたなら、花畑に座っているように。
ユニコーンが見つけそばに近寄れるようにするなら、一つの祝福を得られるのだから。
その祝福は聖なる守り。清らかであろうとするなら、思いを汲んでさらに清らかにする。
でも、もう一つの祝福が隠されている。それは理想郷への鍵。
ユニコーンの祝福を受けた乙女を鍵として、眩い光を放つ理想郷ユグドラシルへと至る道が開かれるのだから。
険しい道のりであったとしても、乙女の純潔を守ることで、ユグドラシルの扉は開かれる。
それゆえにユニコーンに出会ったなら、清らかであることを守りなさい。
光放つ理想郷であるユグドラシルへの導きを守るためにも――。
《終》




