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ブラックコーヒー
私はどうしてもいつも飲んでいる「極キレ」のブラックコーヒーが飲みたかった。
たしかに、障害がある。
一つは私が胃腸の弱さを抱えていること。
二つはブラックコーヒーに含まれるカフェインが刺激物であること。
三つは周囲からの誤解がひどいことだろうか。
しかし、私は決して、決して、あきらめない。
絶対にいつも飲んでいる「極キレ」のブラックコーヒーを飲むんだ。
やるだけのことはやってやる。不屈の精神を私は持っているのだから。
結果はこうだ。
私は持ち前の分析力を駆使して、胃腸が弱くても大丈夫な時間帯を見つけた。
朝の通勤時間に問題があるから、午前の休憩時間に飲めばいい。
他にも、職場で飲むからカフェインによる刺激を受けても、すぐに対処できる。
周囲からの誤解には、信頼できる数人にしばらく様子を見てもらって、確証のための証人となってもらった。
こうした結果、周囲からの誤解は無事に解け私は安心して、「極キレ」のブラックコーヒーを飲む日々を手に入れたのだ。
しかし、数ヶ月後に「極キレ」のブラックコーヒーの生産が終了してしまい、飲めなくなる日々が来てしまった。
仕方ない。別のブラックコーヒーを探して飲み続けよう。




