本当に怖い婚約破棄
すみません、イロイロ煮詰まってまして。
街を、引きずったドレスの裾の汚れも気にしないで懸命に走る少女。
目指すは王都にある貴族居住区画にある男爵家の別邸だ。貴族の娘らしいのに馬車にも乗らず、供も連れず走る少女に、すれ違う人々がぎょっとしたように彼女を振り返って見る。
「どうしてこうなったの?… 」
少女は唇を噛む。
その顔は恐怖と焦りに歪んでいた。
「イベントは全て熟したし、好感度だってあがってたはず。重要なエピソードも殆ど回収したのに」
こんなバットエンドなかったはず、と今までの出来事を回想する。
8年前、平民だった母親が亡くなり、葬儀のあと母親の兄夫婦に連れられ立派なお屋敷に連れてこられた。
そして少女、アリッサはお金と引き換えにそのお屋敷に置き去りにされた。
もしかして自分は貴族に身売りされたのではないかと、心細く不安でぶるぶると震えていると品のよい老婦人が現れ、アリッサは、この屋敷の持ち主であるブランフォード男爵の亡くなった嫡男、リチャードの娘で老婦人の孫の一人であると教えられた。
それからは夢のような生活が始まった。
母親と身を寄せていた母の兄夫婦の家は貧乏でいつもお腹を空かせていたが、甘いデザートつきの食事がいつでも食べられるようになった。
アリッサ専用の可愛らしい部屋にメイド、そして綺麗な服を何枚も与えられ、専属の家庭教師もついた。
そうして貴族らしい教育が一通り終わった頃、一人の少年と引き合わされた。
ウェーブのかかった黒髪に鋭い目つき。だが、極上の見た目のその少年に会った時、前世の記憶がいきなり蘇った。
あ、この人、乙女ゲームの攻略対象者じゃん。
自分は前世の記憶持ち、所謂転生者だと気がついたのだ。
黒髪の少年は従兄弟でのちに攻略対象となるブランフォードの現当主の息子の嫡男アランだった。
ブランフォード家は今は男爵位だが、騎士団に入団したアランが功績をあげ伯爵位を賜る事となる。
まだ、少年で頬など柔らかそうなカーブを描いているが、将来は鋭利さが目立つイケメンになる事が確定している事を思い出してアリッサは思わず浮かれ出してしまうところを必死で抑えた。
アランをあらかた攻略して、万全の態勢で迎えた学園入学。
そこは夢中になって遊んだゲームの中と一緒の世界だった。
見目麗しい攻略対象。
立ちふさがる彼らの婚約者や悪役令嬢達。
特に第二王子エリックの攻略に立ちふさがるイザベラは難敵だった。
彼女達は攻略対象にそれと分からないようにアリッサに対して陰湿で陰険な苛めを行った。
アリッサは寸での所で階段から落ちて大けがをするところだったし、教科書やドレスを汚されたり物を隠されたりもした。
ストーリーを知っていたアリッサは、もちろん本当に突き落とされるようなヘマをしなかったし、失くなって困る物や汚されて困るものなどは注意深く被害に合わないようにする事が出来た。
それにアリッサに甘い祖母は「困った事があったら何でも頼ってね」と常日頃からバックアップをしてくれていたので随分と助けてもらった。
祖母は向上心の強い人だった。絶世の美男と言われた当時のブランフォード男爵と結婚したばかりに男爵夫人に収まっているが、元々は侯爵家の娘だった人である。アリッサはこの祖母の実家の協力もあって悪役令嬢や他の攻略対象の婚約者の鼻を明かすことができたのである。
でもそれでは、最後の断罪イベントは起きない。
そこで一計を企てる事にした。
もちろん祖母や祖母の実家の権力や家飼いの隠密も使わせてもらい、わざと階段から落ちたり(突き落とされるよりは軽傷のはずだ)自分のあまり重要でない物を汚したり切り裂いたりした。
それを巧妙にイライザ達がやった事のようになすりつけたのである。
アリッサにとって回避はした事だが実際にやられた事なので罪悪感はたいして感じなかった。
そして迎えた卒業式の日。
ストーリーと同じく断罪イベントが起きたのである。
「イザベラ!お前との婚約は破棄する!」
高らかに第二王子のエリックが悪役令嬢のイザベラに宣言した。
その事実にうっかり唇が笑いの形をとりそうになったのを必死で抑えた。
「イザベラ!お前はわが侯爵家の恥さらしだ!」
「イザベラ様。あんな事をなさるとは、貴女は恥ずかしくないのですか? 」
「綺麗な花には棘があるというが貴女は毒花ですね。その美しさもすでに毒々しく見るに堪えません」
「なんでアリッサちゃんを苛めたのかな?あれぇぇ 嫉妬? 度を越えた嫉妬って醜いねー 」
「嫉妬から格下の令嬢を階段から突き落としたり暴漢に襲わせようとしたらしいじゃん。怖いねー。こんんな女、王子妃には相応しくないんじゃない?」
口々に断罪していく攻略対象者達。
アリッサは高揚し酔っていた。
令嬢達からの嫌がらせや悪口は、気が滅入るものだったし、人間として許せないような事までされかかったのだ。いい気味だと思った。
だがそこで思いもかけない人物が思いもかけない行動を起こしたのだ。
「その階段を突き落とされたと言う日はイザベラはそのパーティには出ていないはずだが」
そう断罪の場に割って入ったのは第一王子のフランツである。
尚も彼はイザベラのしたとされる所業について矛盾点をついていく。
そしてアリッサを庇う攻略対象者と、イザベラの潔白を主張するフランツとで事態は紛糾し、とうとう事件の検証を行う事になったのである。
「まず、制服のスカーフが焼却炉で焼かれたという話だが」
フランツは稼働している学園の焼却炉へ関係者を誘った。
「さ、そのスカーフを焼却炉へ投げいれろ、あ、イザベラの身長はこれぐらいだからここに頭が来る位置でな」
命令されて宰相の息子のベッケルが焼却炉の蓋をあけスカーフを中に投げ入れようとした時、
ごぅぅぅ!
高温で燃え盛っていた焼却炉内部から炎が噴き出しベッケルの顔面を焼いた。
「ぎゃぁぁぁ!」
顔を抑え転げまわるベッケル。
「ふん。真実も見分けられないような輩に目は不要であろう」
従者にベッケルをまかせ次の検証の場へ進むフランツ。
攻略対象者達はお互いに顔を見合わせるばかりである。
「次に、教科書が切り刻まれたという件だが」
アリッサのロッカーの前に立ち止まるフランツ。
「ご存じのとおり、使用されていない時間帯にはロッカーには鍵がかかっている。その鍵は本人と合鍵を教師だけが持っているわけだ。、そしてあまり知られていない事だが学園に持ち込まれた物についてはひとつひとつ本人確認と物の認証に関わる魔法がかかっている。
さてイザベラのロッカーは事件の前後鍵がかかっていた事が証明されている。
そしてアリッサは「ロッカーの鍵をかけ忘れていた」と言ったな。
ユリフェスよ。このナイフでこの教科書を傷つけてみてくれ」
ロズウェイ伯爵家の美形で詩人のユリフェスがアリッサのナイフを握って教科書を傷つけようとした瞬間、ナイフがまるで生き物のように暴れ、ユリフェスのその美しい手を切り裂いた。
血がまるで噴水のようにふきあがり、ユリフェスは悲鳴をあげるとナイフを手放しもう一方の手で傷口を抑えた。
「過去に刃傷沙汰が起きてから、学用品としての生徒の持ち物の刃物にはこの魔法がかかっている、つまり本人以外は使えない。本人以外が害意を持って使えば今見た通りだ。生徒同士での物の貸し借りを届け出制にしているのはこのためだ。」
「痛い!痛い!誰か血を止めてくれ、死んでしまう!」
ユリフェスは泣き叫んでいた。
「真実を知るための努力を惜しみ、知る為の手を使わなかった者には相応しい罰だろう?」
涼しい顔でそれをフランツは無視をして、次の検証先へ誘う。
もう攻略対象も弟王子のエリックの顔も蒼白だった。
「あ、兄上。もう十分です。我々も迂闊でした。もう結構です。あとは十分に当事者同士で話しあいますので」
「まだ肝心の検証が残っているではないか」
そこはアリッサがイザベラに突き落とされたと訴えた場所だった。
「あ、兄上……まさか… 」
「フランツ様、もうおやめください!」
「そうこの場所からこうやって!」
フランツはあろうことか顔面蒼白でその場に立っているだけが精いっぱいになっていたイザベラを階段からいきなり突き落とした。
ぎゃああああああああああ!
淑女らしからぬ悲鳴を上げイザベラは階段を転げ落ちていく。
「…こうやって突き落とされたに相違ないか?」
アリッサはもう立っていられなかった。恐怖から失禁してしまいがくがくと震えるばかりだ。
「……死んだな」
フランツは何事もなかったかのように階下を覗き込み、平常モードで言った。
「このように、ここから突き落とされてあの程度の怪我ですむわけないのだ。最悪、見ての通り死ぬ」
首や手足があらぬ方向へ折れ曲がった状態でイザベラは死の痙攣を起こしていた。
「あのような公的な場所で恥を晒しよって、諸外国からの使者もいたのだぞ?いい恥さらし者だ。
嫉妬から自分の立場を弁えない行動を取るとは、王子妃としても我が国の貴族としても、相応しくない。 わが国の恥を晒した罰としては軽すぎるだろうが死んで詫びろ」
吐き捨てるように言うフランツ。
ヒッ
誰かが悲鳴と息を一緒に飲みこんだ。
そして一斉にわれ先へとその場から逃げ出したのである。
立てなくなっているアリッサを置いて。
「あっ…ああ…ぁぁ」
ショックから口を聞けなくなって座り込んだアリッサにフランツはしゃがみこんで視線を合わせて言った。まるでサメのような表情のない瞳がアリッサの瞳を覗き込む。
「さぁ君はどうする? 」
「ヒッ!ヒィアアアアア!」
みっともなく這って逃げ出したアリッサの背後からフランツの軽蔑したような声が追いかけてきた。
「王族の私の前で粗相をするだなんて、やっぱり卑しい出目だからだな。ふん、お前の始末はふさわしい者にまかせる事にしよう。私が手を下すまでもない事だ」
アリッサは逃げ出した。どうやって学園の敷地から出たのか覚えていない。
気がついた時には泣きながら走っていた。
美しく装ったドレスは失禁で濡れ、激しく動いたため着くずれ、髪も振り乱していた。
「ヒッ! ヒィィィィ! 怖い!助けて!おばあさまぁぁぁ!アラン!!!」
やっと安心できる男爵家の別邸の門の前まで来て、ぜいぜいとアリッサは息をつぎ、叫んだ。
「どうしたのですか?」
いつも笑顔で迎えてくれる門番が出てきて声をかけてくれた。
そういえば、迎えにきているはずの馬車が学園の車寄せにいなかった事をアリッサは思い出していた。
よほど自分は慌てていて冷静でなかったらしい。
無理もない事だと思うが。
でもようやく安心できる家の前までやってきて、ようやくアリッサは少しだけ落ち着いてきたのだった。
「早く家にいれて。馬車を置いてきてしまったの。ああ、早く着替えたい。恐ろしい事が、恐ろしい事が起こったの」
しかし門番は困惑した表情を浮かべるばかりだ。
「早く!中に入れなさい!」
焦れてアリッサが叫んだ時だった。
背後から近づいて来ていた馬車の音が家の前で止まった。
ああやっぱり馬車と行き違いになったんだ、アリッサがそう思い見上げると、馬車の窓が開いて老婦人が顔をだした。
「おばあ様!」
「…誰です? 」
祖母は顔をしかめると門番に命令した。
「ああ、みっともない。この痴れ者を家の前からどかしなさい。我が家の品位に関わるわ」
「おばあ様! おばあ様! 私です。アリッサです!」
あまりにも取り乱した姿なので祖母にはわからないのだろうか?
そう考え、アリッサは必至に訴えた。
「アリッサ?知らないわね。邪魔よ。どきなさい」
祖母、いや祖母だった人はそう冷たく言うと御者に「出しなさい」と軽く命令をした。
「おばあさま?あの娘は?」
鈴の鳴るような声が馬車の中からした。
アリッサがぼぅっとしてその方を見るとアリッサとそう年齢の違わない少女の姿が馬車の中の祖母の向かい側に座っているのが見えた。
アリッサと同じ色の髪をしていた。
「どこかの気狂いでしょう。それより貴女のドレスを作らなくちゃね。色は何色がいいかしら、その瞳の色に合わせましょうか? …本当貴女のお父様のリチャードそっくりの瞳の色だこと。やっぱり血は争えないわね。
……いい事を思いついたわ。明日の午後は貴女の従兄弟のアランを紹介するわね。きっと仲良くなれると思うわ」
アリッサは、その現実を受け入れられずぽかんと口を開けてしまった。
いったい何が起こっているのか。
考えても考えてもわからない。
よく知っていたはずの男爵家付きの私兵の騎士が両脇からアリッサを拘束して引きずっていっても、アリッサは動けないでいた。
頭が考える事を拒否していた。
…… そうね私は孫の一人って言われていたわね。
祖母の言葉を思い出し、笑えてきた。どうやら父、リチャードの落胤は何人もいるらしい、
自分はその中の一人だったわけだ。
腹の底から変な笑いが浮かんできた。
「あっはははは。あは。あっははは」
泪を流しながら笑い続け、ふと我に返ると街の外に自分が置き去りにされている事に気がついた。
そして、ならず者に囲まれている事も。
だが、もう抵抗する気も起きなかった。自分はしくじったのだ。
この世界をゲームの世界だと思い込み、ゲーム通りに進めようとした。
でもこの世界はこの世界という現実で。
ちゃんと注意深く生きていなければ容易く人の命が失われてしまう現実の世界だったのだ。
せめて自害をしようか。舌を噛み切ったら死ねるだろうか、そう考えた時だった。
数頭の馬が街の方から走ってきて近づいてきたと思ったら、アリサの前に立ちふさがった。
ヒラリと一人の人物が馬から飛び降りるとスラリと剣を抜いた。
街の護りをしている騎士団の制服が目に入る。
従兄弟のアランだ。
祖母がアリッサを知らない娘として扱っても、彼はアリッサの事を心配して駆けつけてくれたのだ。
「……アラン。助けにきてくれたの? 」
安心してアリッサは意識を手放してしまった。 アランを攻略しておいてよかったと思いながら。
アリッサが気がつくとそこは知らない部屋でベットの中だった。
あちこちにおった怪我は治療されており、身は清められていて服は着替えさせられていた。
ひょっとして今までの事は夢だったのでは?
アリッサはそう思いたかったが、イザベラの死に様を思い出すと次々と恐怖に陥れられたあの恐ろしい体験が思い出されて、恐ろしさに震えた。
あのあと、攻略対象達はどうなったのだろうか?
エリック殿下や目を焼かれたベッケルや手に大けがを負ったユリフェスは大丈夫だっただろうか?
そして自分を置き去りにして逃げだした他の攻略者達も。
そして…
あんなのが王太子だなんて。
フランツ王子の感情のない真っ黒なサメの目のような目を思い出してアリッサは震えた。
フランツ王子は嫡男らしく冷静で物静かな王子として評判だった。
あんな、心に暗闇を持っているだなんて、誰もが思っていなかっただろう。なんて恐ろしい。
ベットの中でふわふわな布団にくるまってぶるぶると震えていると、部屋の外から入室の許可を求める問があった。
「はぃ」
ここがどこかわからず、ぎゅっと布団の端を握りしめていると、アランが部屋の中に入ってきた。
「気がついたかい?」
「アラン…私」
思わず起き上ってアランに縋り付こうとして、何かに手を引っ張られた。
じゃらり、と音がしてその手に何か金属が巻き付いているのに気がつく。
「え?これ…なに? 」
さらにアランのうしろからもう一人の人物が続けて入ってきたのに気がついてアリッサはぎょっとした。
「おばぁさま…」
「ふん。お前の趣味の悪さには呆れますよ。アラン」
入室してきた祖母はアリッサを憎々しげに睨みつけて言った。
「お前の軽はずみな行動で、我が家は大損害です。フランツに余分に一手を打たせてしまいました。あれだけお金をかけてやったのになんて恩知らずなんです?貴女は」
「…ぇ?おばぁさ…ま」
「たしかに王室に食い込む気なら協力しますと私は言いました。でも、よくばりすぎたんですよ貴女は」
「よく…ばり?」
「その胸に手をあててごらんなさい。身に覚えがあるでしょう?だからフランツごときに付け込まれるのです!ああ!悔しい!!あのとりすまし顔を思い出しただけでいらいらするわ!!こんな事ならあのバカな第二王子ではなくて第三王子と渡りをつけるんだった!」
「おばあさま。第三王子にはミーナをと考えているんだろ?もう次の手を考えてあるんだからそれでいいじゃないか」
「今となっては出遅れた感が否めませんけどね。アラン。うまくやるのですよ?そのかわりにこの娘を拾ってくることを許したんですから」
「変わり身の早さで我が家は代々この家を守ってきたではないですか。おばあさま。大丈夫です。まだ巻き返しが効きます」
アリッサにはよくわからない話をするアランと祖母。
一体何がどうなっているというのだろうか。
「フランツ様もイザベラ嬢という駒を失ったわけですし。まぁ我らが愉快な第二王子様もそれで駆逐されてしまいましたが」
「まったく、駒が足を引っ張るとはね。」
「僕はもともとアリッサを第二王子に宛がうのは反対していましたよ。器じゃないって言いましたよね」
祖母は震えるアリッサの傍までつかつかと歩みよってくると顎をとらえて顔を上にむけた。
「まったく使えない娘だったけど。顔だけはいいわね。せいぜいアランのエサとしてお役におたち。」
「ありがとう。おばあさま。アリッサを正式に僕にくれるんだよね?」
肩をすくめると祖母だった女性は乱暴にアリサをベットに押し戻した。
「嫌な廃品利用だこと」
「僕にとってはご褒美だよ」
そう言うと胸元を弛めながらアランはアリッサの寝かされているベットに乗り上げる。
「まあ。がっついて。はしたない事」
扇で口元を隠しつつ部屋を出ていく祖母。
「顔だけじゃなくてね。胸も好みなんだよ。おばあさま。今までの従姉妹の中で一番ね」
「いやぁ!やめて!アラン!」
暴れるアリッサを抑えて食用の鶏の羽毛でも毟り取るように、服を破りとっていくアラン。
その目はフランツと一緒で感情のない塗りつぶしたような目だった。
「いやあああああ!!!」
アリッサの助けを求める声はもう誰にも届かない。
「完」
勝てば崇め恐れ奉られ、負ければ足蹴にされ唾を吐かれ悪しざまに言われるのが歴史というわけで。
人の業って怖いですね。
病んでるルートのひとつと言う事で。