あの桜のように
何のために私は
ここにいるの?って
それだけはあなたに聞きたかった
けれどもう影は見えなくて
すこしだけでいい
最後に話だけでもしたかった
けれどもう許されなくて
あの桜のように
美しく舞って散りたい
それだけを遺して
あなたは消えて行ったの
そこにいる意味なんて
多分もうないのかもね
私はなんでここにいるんだろう
その理由さえ分からなくて
新しい芽が生えてくる
それは分かってるけれども
その芽は私に微笑むのかな
あの時のように
輝いていた私でありたい
それだけは覚えて
わたしは進んで行ったの
それだけは分かっていたの
だけど運命って残酷なものね
分かっていた
けれども何も出来ない
分かっていた
けれども何もすることを許されない
あの桜のように
美しく舞って散りたい
それだけを遺して
あなたは消えて行ったの
あの時のように
輝いていた私でありたい
それだけは覚えて
わたしは進んで行ったの
やっと分かったの
私にも出来ることがあるって
やっと分かったの
それは輝きながら散ることだって