表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤字続きの魔石細工店  作者: 夜風
第八章
66/115

◆手紙

 

 

 

 


 朝目が覚めてシルバーはベッドの中から起き上がる。

 

 もともと早起きな方だとは思っているが、冬に近づくにつれ最近では日が出るのも遅くなってきていて外はまだ薄暗い。

 部屋のカーテンを開けるが、空は案の定鈍い藍色で外は寒そうだ。

 

 

 洗面台へと行き軽く顔を洗い、上着を羽織ってから外に出るとポストの中身を取り出す。

 

 手紙や郵便物を確認するのはリオとシルバーどちらの仕事とは特に決めておらず、気付いた方が行っていた。

 といっても普段は自分宛に手紙が来ることなどほとんどない。

 

 

 しかし、

 

 

 


「ーーーーー手紙?」

 

 

 

 

 

 今日は珍しく一通。

 


 ぽつん、とポストの中に存在するそれを一体誰だと訝しがりながら手に取る。

 

 

 

 白く、一目で上質なものだと分かる紙でできた封筒に、シルバーはまさかハイラムじゃねえだろうなと眉間にしわを寄せる。

 

 差出人は誰かと裏返した時、それを目にしたシルバーは眉間のしわをさらに深くした。

 

 

 

 

 手紙の封筒に施された封蝋にある紋章。


 美しい金色の獣の紋章。

 

 

 

 

 

 それを見てシルバーが思ったことはただひとつ。

 



 

「面倒臭そうだな」

 

 

 




 いっそ見なかったことにしてしまおうかと考えながらシルバーは家の中へと戻った。

 

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ