表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の魔法は何色ですか?  作者: トマト天津飯
【第一章】 物語の始まり (第一話 大好きなお父さん。)
23/42

みられた?

(シエル視点)


馬車に隠れて外の様子を見る。

お父さんに馬車に隠れるように言われた時にこうなる事は分かっていた。


「やっぱり盗賊だぁ・・」


盗賊さんの登場。


まるでかくれんぼで鬼に見つかった子供のようお父さんの声に反応して次々と茂みの奥から盗賊が現れる、数は良く確認できなかったが8人ぐらいだったと思う、盗賊は茂みから出るなりお父さんを取り囲んだ、囲むと言ってもお父さんの背には私が乗ってる馬車があったので正しく言うなら、私たちを通さないように進路を塞いでいたと言う方が正しいかもしれない


「盗賊の人達ってなんでいつも群れ成して、襲い掛かって来るのかなぁ、、、」


私はふと疑問に思った、盗賊に襲われる事は実は今回が初めてでが無かった。私の見た目の影響で数回はもう経験している

あまり、経験したくないけど。


私の住む世界ミュトス大陸では【窃盗、人殺し、人身売買】などありとあらゆる悪行が蔓延っている。

フリューゲル周辺は比較的に治安も良いんだけど、やっぱり盗賊は後を絶えないのが現実だった。


盗賊の人とお父さんが何かを話していたがよく聞き取れない。

何か言い争っているような雰囲気だった。


「あはは、お父さん。」


私は思わず呆れて笑う。

お父さんがまた盗賊を怒らせてるのだろう。

お父さんの悪い癖だ、お父さんは盗賊が嫌いで仕事の邪魔をされると途端に機嫌が悪くなる・

もちろん私も盗賊は嫌いだ・・いや、悪い事をする人は全員嫌いだ。

私はママの事を思い出す。


「あ~あ!これ、絶対に戦闘になるな。」


普通の子供なら自分の父親が盗賊に喧嘩を売ってたりしたら、不安になったりすると思うが私は少しも不安にはならなかった


なぜなら

私のお父さんはものすごく強いから


盗賊とお父さんの戦闘が始また

お父さんは襲い掛かって来る盗賊を1人、2人、3人、、と次々と盗賊を倒していった、華麗な身のこなしに的確な攻撃、素人目から見ても戦力の差は明らかだった正直に言うと


「お父さん、、かっこいい、、」


私にはお父さんが悪者を倒す正義のヒーローのように見えていたんだと思う、お父さんは8人もいた盗賊を倒し追い返した、戦闘が始まってからあっという間の出来事だった。


おとうさんやっぱり強いなぁ。


私を目を輝かせてながら戦闘をすべて見ていた。

戦闘に興奮して馬車に隠れるのを忘れ身を乗り出していた、外から見れば一目瞭然で馬車に目を向ければすぐに気づかれるレベルだった、

その軽率な行動が後の事件を生む


私は嫌な気配を感じた。

それは禍々しい視線だった。寒気も感じた。

私はその視線のする方に目をやるとそこには一人の人物がいた

それは逃げて去る盗賊団のリーダーだった。


私の事を凝視していた、その目線は優しい物ではなくむしろ逆で何か良くない事を企んでいそうな邪悪な目をしていた。


私はそれに驚き馬車に再び身を隠した、

再び身を隠した所で盗賊に見られた事は変わらない真実だ。


当時の私はそれほど気にはしてなかったが盗賊に私の姿を見られた事により私はある事件の被害者になるのだけど。

この時の私は知らないでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ