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詩歌集2

シーツの波間



 ベッド傍のデジタル時計が00:00になる。


 童話なら、シンデレラの魔法が溶ける時間。


 シンデレラが王子から離れる、切ない時間。


 けど、私と貴方にとってこの時間は…


 一番距離が近づく時間。


 


 薄暗いベッドルーム。


 ベッドサイドランプの淡いオレンジの灯り。


 衣服脱ぎ捨て、お互い肌を曝け出す。


 


 薄暗いベッドルームに響く、リップ音。


 シーツの微かな波の音。


 肌の弾ける音が響く。


 乱れる私と貴方の吐息。


 貴方の首筋から伝う熱い汗が、私の頬に零れる。


 身体が、発熱する。


 





 びりびりと。


 快楽が全身を廻る。


 





 シーツの波間で。


 貴方と、夜を泳ぐ。


 貴方と、愛を育む──…


昼間の詩との落差がスゴい笑

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― 新着の感想 ―
[良い点] 大変魅力的な詩ですね。 前作と違ってこちらは、ニヤニヤしてしまいました。
[一言] 白波の漣寄せて引きうねり  高まり弾け満ちて凪ぐ波  しらなみのさざなみよせてひきうねり  たかまりはじけみちてなぐなみ  m(_ _)m 
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