本田圭佑〈2〉
――何故なら、この――
『今やっていることが嫌ならやめればいいから。』
という本田圭佑選手の言葉は、正に“今苦しんでいる人”にとっての最高の名言、そして最高の人生のアドバイスだから!!
今、自分が所属している環境、家・学校・クラブ・地域・職場などが、自分にとって凄く死にたくなるような、自殺したくなりたくなるような環境なら、その環境を辞めればいいだけなのだから。
(もちろん、辞めれない場合もあるのですが、辞めることが可能な環境ならということです。)
例えば、もう八十歳を過ぎた知人のおばあちゃんは、ある悩みを抱えていました。
敬老会のサークルのリクレーションとして毎日やるバレーボール。
最少は遊び感覚でみな和気あいあいと楽しかったそうなのですが、ただの親睦をはかる遊びなのに、ミスするとその人に罵詈雑言言う人が出てきたそうです。
それでおばあちゃんは、バレーボールをしたくなくなったのです。
でも、今まで参加してきた敬老会サークルですし、すぐに辞める決断が、できませんでした。でもサークルに行きたくないというストレスがたまり、どんどん体調を崩してしまいました。
ちょうど私は、こういう名言集を書いている身なので――
「おばあちゃん、そんなにサークルいくのつらいなら、思いきって辞めたら?
そもそも敬老会サークル活動って、いつまでも元気で楽しく生きられるようにってのが目的のサークルでしょ?
それが今、おばあちゃんにとっては日常を苦しめるものになっていて、何のために参加しているのか本末転倒になってるから」と、伝えました。
――その後、思いきってサークルを辞めたおばあちゃんは、他にもサークル活動に疑問を感じて辞めた方たちと仲良く友達関係を築くことができ、また元気なおばあちゃんに戻りました。
八十歳のおばあちゃんも、悩みはあります。
他人から見れば、単なるサークル活動でも、それがなかなか辞める決心ができずに、どんどん体調を崩してしまうほどに……。
――ここで私が言いたいのは、辞めれば全て上手くいくということではなくて、辞めれば救われることも多いのに……
なんか「逃げているみたい」とか感じて、無理して続けることで体調を崩すぐらいなら、すぐに辞める選択肢もあるし、体調を崩すぐらいなら死にたくなるくらいなら、すぐ辞めた方が健全ですよ。
ということです。
修業している訳じゃないんですから、我慢して自分で自分を苦しめる必要はないということです。
そして本田選手の5/30のTwitterでの名言は、まだまだこの内容だけじゃないから、凄く深くていい名言ですね!
何故なら――