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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

おんなのこ

作者: なの

殺してやろうと思いついた。

思い立ったら吉日ってことで、すぐさま計画した。


ナイフがいいかな?


包丁がいいかな?


鎌がいいかな?


鉈がいいかな?


いや、日本刀がいいかな?


縄がいいかな?


銃がいいかな?


銃ならなにがいいかな?


女の子ならララの銃をやってみたい。

でもあれ、腕吹っ飛ぶらしい。

どうしようかな?


冷凍マグロって手も...。

あれって実際、重くて持てないね。


あ、べつに武器使わなくても。


毒がいいかな?


青酸カリ?


モルヒネ?


いや、練炭?


あ、ユリの花を敷き詰めるってのもあったよね。


たくさん方法があって悩んじゃう…。


あ、もうこんな時間!お父さんが起きちゃう。

うーん、じゃあ...時間もないしこれでいいよね...。


よーし。


あ、お父さんの足音がする。

はやくしなくちゃ。はやくしなくちゃ。


「おはよう、お父さん。いってらっしゃい...」

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― 新着の感想 ―
[一言] 逝ってらっしゃい
2015/09/06 09:54 退会済み
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