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わん でい   作者: くじら時計
3/5

泉のほとり

サブタイトルが泉のほとりですが、作者には美しい泉を表現する文章力がありませんので、皆様の脳内で美しい泉をご想像下さいませ。

レオンを探しにいつもの場所へ。


そこは、冒険者だと街から3日はかかるのではと思われる、

山の中腹にある泉だ。俺やレオンはショートカットが出来るから日帰りの距離だ。


ある時、俺が見つけてレオンを連れて行ってからは、

レオンは家出すると、泉で俺が迎えに来るのを待っているんだ。


切り立った岩肌を登り、泉へと直線距離で向かう。


『あ~。スノーがやっときた~。おっそ~い。』


『うるせぇ。お前が勝手に家出してんだろうが。』


『スノーが家に遊びにきてくれないのが、悪いんだと僕は思うんだ。』


『レオンの家は行きにくいっていつも言ってるだろが。』


『そんなこと僕は気にしないから、気にせずに来たらいいじゃないか。』


『俺は気にするんだよ。』


俺を見つけた途端に念話で話しかけてきたのがレオンだ。


『そんで?今日は何の用事だ?』


『えぇ~!なんでスノーはいつもそうなの?』


『何が?』


『久しぶりに会ったんだから、最近どうだったとかさ、あると思うんだよね。』


『いつも通りだった。それで?』


『はぁ~。』


『ほら、とっとと話せ。』


『え~、どうしようっかなぁ~。』


パコン


『え~ん、ぶった~。暴力はんた~い。』


『うるせぇ。』


『そんなんだから女の子に逃げられるんだよ。』


『はいはい。そんなのどうでもいいわ。』


『すぐそう言って…スノーもそろそろ考えないといけないのに。』


『面倒だからいいんだよ。それより早く話せ。』


『へぇ~へぇ。最近、テイマーじゃない者達が魔物を集めている。調査せよだってさ。』


『…そんなに集めてるのか?街の様子や周辺の様子だと、そこまで変化は感じないぞ。』


『そんなこと知らないよ。それを調査するのが君の仕事だと僕は思うんだよね。』


『これだから箱入りは…ヒントがあるのと無いのでは調べ方が違うんだよ。』


『ふ~ん。』


『ふ~んって…多少は興味を持ちやがれ。』


『ごっめんねえ~。僕は箱入りだから分かんな~い。』


『クソがきが。』


『おっさんが。』


…………………。


…………。


『うん、暴力はいけないと思うんだよね僕は。』


『うるせぇ。お前も反撃してきたじゃねぇか。被害者ぶるんじゃねえ。』


『先に手を出したスノーが1番悪いと僕は思うんだよね。』


『火に油を注ぐヤツも同罪だと思うがな。とりあえず、調べてはみる。結果はどうなるか分からんがな。今回ばかりは何もないかも知れんしな。』


『何もないってことは無いと僕は思うんだよね。』


『たまたま、商人とか、冒険者達が魔物を狩りまくってるかも知れねぇじゃねぇか。』


『そんな単純なことじゃないと僕は思うんだよね。』


『まぁ、調べてみりゃ分かる。』


『そうだね。じゃぁ、スノー。後は宜しく~。』


『あいよ。』


『あ、そうそう。結果はちゃんと僕たちの家まで報告に来ること。それも条件だから。』


『おい、聞いてないぞ。』


『今伝えたからね。』


『…てめぇ!』


『もう遅いよ。残念。』


そう言ってレオンは空を飛んで逃げていった。


『覚えてろよ!』


『忘れてると僕は思うんだよね~。』


クソっ!今からでも殴りに行きたいが、レオンの家に行くのは嫌だからな。

…仕方ない。仕事にかかるか。


でも、レオンめ…覚えてろ。

もう一人?一匹?出す予定が、会話がメチャクチャになったため、ボツにしました…。ゆっくりですが、頑張って書いていきます。

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