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Regalia of DESIRE ~転生魔王大戦~  作者: キリシマのミナト
迅雷の魔王
103/423

59 落日

 遥か昔、建国王にして後に神格化されたエルフの神王――バークハルトが築いた王都ベルン。

 その中心の大樹は住まう民だけではなく土地にも大いなる恵みを与えている。


 そんな神聖な領域が邪悪なるモノに侵される――。


 陽光を遮る暗雲が立ち込める。

 闇を纏い舞い降りたのは惨劇を呼ぶ天魔か。

 静寂(シジマ)は破り、喚声が支配する。

 混乱の中、声を上げた。

 咎人(トガビト)を解放しろ、と叫んだ。

 双眸は真っ直ぐ揺らぎなく、()め付ける。

 その瞳は瞋恚(しんい)に満ち、(たぎ)る血潮は炎となる。

 炎はやがて大樹を、国を、何もかも燃やすだろう。

 そう予感させる(すご)みが、確かにあったのだ。


 だが……その炎は燃え上がり、世界を崩す事なかった――。

 火が急速に勢いを失くす。

 儚く消えそうな、風前の灯火となった。

 己の限界を遥か先まで進み、命を吸い上げ、感情に従うがままここまでやって来れたのは、まさに奇蹟的であったのだ。

 対価も代償も、燃え尽きれば、動く術はない。

 朦朧とする意識の中、今にも燃え尽きそうなほど弱々しく徒花のように何も残さず散る運命を呪って、感覚は闇に沈みゆく。



「――奴こそ悪辣な魔王! 兵たちよ! その者を、殺せぇええッ!!」


貴族層の広場――木で組み上げられた処刑台の、最初にいた位置から数歩引いた場所からダナン王は叫んだ。

 命令と感情に従って混乱を(ぬぐ)い去った兵たちは、槍を構え突き刺すつもりで近づく。

 目標は《魔王》。この神聖な大樹セラフィーの前にいてはならぬ邪悪な存在。

 見た目は少年であるが、その内は何が潜んでいるかわからない。油絵の塗料を頭から被ったような赤で満ちた身体。背中から発せられていた光。纏った闇も、全てが常人と異なる――理解できない恐怖から兵たちは、その槍を走らせた。

 弓兵たちも遠くから狙撃する構えのまま、いつでも弓弦から矢を放てるようにして対象を見つめる。相手は《魔王》。飛んだ瞬間を逃すまいと神経をとがらせるが、仲間への誤射をしないよう、最善の注意を払い待機を選んだ。勿論、王の号令が出れば即座に射貫くつもりで、殆どの弓兵は誤射などするはずがないと弓の腕前には自信があった。普段通りならば、槍兵が寄る前に何本も矢が逆賊に対し、吹き抜ける風よりも速く、兵をすり抜けて刺さっていたはずだ。

 得体の知れぬ恐れが彼らの判断に迷いを生んだ結果、《魔王》――、と盛大に勘違いされてしまった立花颯汰は意識を失う前に絶命するという経路を辿(たど)らずに済んだ。

 だが死は依然として彼を包み込んでいる。

 槍を構えたエルフの兵たちが死を運ぶ。

 近づく槍の数は十を超えていた。《魔王》を取り囲み、一気に突き刺すつもりであった。


 ――勝った!


ダナンが下品な笑みを浮かべ勝利を確信した瞬間、音が響く。

 何かが落ちて、地面へ突き刺さった。

 颯汰に兵が殺到し、槍が肉を貫く寸前に、颯汰の前に何かが落ちてきたのだ。

 音が響き渡ると、石材を敷き詰めた床に、深々と突き刺さっていたのが映る。


 黒い柄は脈打つ溶岩の如き、鈍く熱い赤色。

 深紅の鍔は憎悪に燃ゆる復讐の業火。

 銀の剣身さえ重厚で、ヒトではなくそれより大きなモノを殺すために造られたのでは、と勘ぐってしまうくらいに規格外な大きさである。


「――……? 赤い、……剣……?」


 それは剣の形を模っていはいたが、あまりに非常識なほどに大きく厚く、見た目から重々しさもあったゆえに、正しい認識と差異で答えが口から出ても疑問符が、喉に刺さる骨のように残ってしまっていた。

 誰かの呟きが漏れた刹那、剣からキラリと光が奔る。それは長く厚い剣身に、差し込む光が反射したのではなく剣の鍔にある飾りが、自ら光り出したのだ。

 寸で危機を察知できたエルフの槍兵は動きを止めたが、そうでない者は足を止めなかったゆえに、巻き込まれた。


 凄まじい勢いで立ち昇る、赤く、熱い、火柱に。

 颯汰と大剣を包み囲うように、炎が真っ直ぐと屹立する。空を覆う大樹の葉を燃やし、その先の雲すら貫く勢いで昇ると、新たな悲鳴までも生まれた。


「うわぁああッ!?」

「火、火だぁ!!」

「きゃぁあああっ!!」


「うわああッ!! 熱っ!! あつあつ、あつ、あっ……!!」


焼かれた兵は倒れ、床の上で悶える。

 空気を焼き焦がす熱量が辺り一面に広がっていく。誰もが火事を、神聖な大樹が炎に包まれる様を恐れ、肌を焼く熱であっても肝は冷え、毛が逆立つ想いであった。しかし、その火柱はほんの僅かな時間で消えてしまい、辺りに散らばった火も一緒に失せた。


 少しの間も立たぬうちに火柱は消えた。そして、同時にそこにいたはずの少年の姿も消えていた。


 代わりにいたのは、炎獄から這い出た魔の騎士であった。

 赤黒い溶岩を思わせる全身鎧に真紅の襤褸のマント、二本角の兜に顔が完全に隠れた面頬――。

 紅蓮の魔王の《王権(レガリア)》――《黙示録の(レイジ・オブ)赤き竜王(・ヴァーミリオン)》である。


 民の血の気が引き、この世の終わりを悟る。

 炎は自然と消えたのではなく、突き刺さっていた巨剣を軽々と持ち上げて振るい、その風圧で消し飛んだのだいう事には何人の民は気付けただろうか。

 それ以上の衝撃と混乱で、思考が既に停止していた者が大多数であろう。

 少年が、(くれない)の魔王に変わった(、、、、)のだから。

 見なくても、それが魔王であると自然と知覚できたのは古からの伝承と()の王から生じている魔力が要因である。

 しかし何故、ここに紅蓮の魔王が出現したのか。

 無論、これは立花颯汰が変化した姿ではない。


 颯汰は今、大樹の上――。一度ボルヴェルグと共に寝泊まりした賓客室、そこのベランダにあるプールにしては浅く狭い、よくわからないインテリアに溜まった水の上でうつ伏せの体勢でぷかぷかと浮いては、清水を赤く染め上げている。

(すぐにメイドに救助されるので安心してほしい) 

 この現れた紅蓮の魔王は夢幻(ゆめまぼろし)の類ではない。正真正銘、ヴァーミリアル大陸東西で暴れまわり、数秒前まで西のアンバードにいた魔王当人である。


 ――固有能力(イデア・スキル)……! ギリッギリ、……間に、合ったわ……!!


元は魔王の一柱であった魔女グレモリーの固有能力は己が触れた無機物を指定した位置に召喚するものだ。

 過去に一度、自分の腹へ突き刺さった刃を、呼び寄せた――石の床に突き刺さったのは紅き星剣カーディナル・ディザスターである。

 次元を超えて持ち主を呼び寄せた星剣の力をもってすれば、例え隣国であろうと呼び出せるのは道理であろう。

 全身を縛られ口にすら布の詰め物で封印状態にあったというのに、彼女は手こずりながらも何とか颯汰の目の前に剣を召喚する事に成功する。

 あとは剣が炎を放ち、目くらましをし、呼び出された《王権(レガリア)》を身に纏った魔王が、倒れかけた颯汰を掴んで真上の大樹へぶん投げたのが答えであった。


 そうとは知らない拘束された魔女を押さえる男は、急に苦しそうな呼吸と汗を浮かべた艶やかな女に感情が揺さぶられていた。魔王に怯えているのだろうと勘違いしながら、ゴクリと生唾を飲む。


 そして同上で何も知らぬヴェルミの民――エルフと人族(ウィリア)たち。間違っていたはずの疑問が確信へと変わり、あと少し何か要素が加わり均衡が崩れ去れば、たちまちここは地獄と化すのは明白だ。

 もはや現実味がなくて、人々がその威圧感と感じる魔の気配に足が凍り付いたみたいに動かなくなってしまっていたからこそ、崩れかけたバランスが立ち直す事だでき、奇蹟的に保たれていた。

 だがそれは、ほんの僅かな時間で崩れ去る。


「ッ!! う、うぉおおおおっ!!」


一人の兵が意を決して、槍を突き立てながら紅蓮の魔王へ突っ込む。他の無事な兵も、それを見て身体が呪縛から解き放たれたように魔王を槍で排除を試みた。

 しかし紅蓮の魔王は難なく、槍を剣で薙ぎ払ってみせる。

 槍ごと兵を弾いた瞬間、三方向から兵がやってきた。視界に映るのは一人であるが、後方から二つの気配を紅蓮は敏感に察知していた。

 紅蓮は星剣の剣身を横にして、前から来た兵を殴り飛ばした。諸刃での一風変わった峰撃ちである。――だが勿論、全力ではないとはいえ魔王の膂力によって振るわれた金属塊を身体から受ければ無傷では済むはずがない。左から思いきり受けた兵はまるで玩具の人形のように子供に投げつけられたみたいに兜を飛ばしながら転がっていき沈黙する。

 後方からきた第三波は剣を消して肉体による格闘戦を選ぶ。鎧姿であるのにも拘わらず、軽快に槍を避けながらカウンターで回し蹴りを叩き込んだ。

 次の兵は、紅蓮が槍の切っ先を左手で掴み取った。金属は熱で融解し、ドロドロとなって紅蓮の魔王の籠手の隙間から零れ落ちる。戦慄する兵士をその残った棒切れごと片腕で振り回して飛ばした。

 次は空から矢が飛来する。

 貴族層の様々な場所で待機していた兵たちの狙撃である。しかしそれは、直接相手を狙うのではなく吹く風の向きや敵の位置を正確にかつ、計算ではなく感性を用いて、上に向けて放っていた。鉄が煌めき放物線を描く。

 矢は十数本、風を纏いながら紅蓮の魔王へと降り注ぐ。正確無比なエルフの弓術であれば、誤射などまずありえない。転がる仲間へ自然と矢が逸れては敵に向かって殺到していくのだ。

 しかし、紅蓮の魔王はその矢を丁寧に一本一本相手にしたりしない。左手を掲げ、その手の平に浮かぶ魔方陣をマーカーのようにして、何も無い空に赤い光の膜を描いた――赤い障壁(バリア)だ。

 障壁(バリア)に当たる矢は発火し溶けて塵となって風に流されていく。

 そして紅蓮は転がっている兵士の兜を掴んでは勢いよく投げつける。同じく弧を描いて飛んでいく兜はおよそ四十ムート先にある、建物を何件も越えた死角となっているはずの屋根の上にいた弓兵にすら直撃していた。

 続いてやって来た兵は差し出された右手の魔方陣からでた火球の直撃で吹き飛ぶ。


 三人目を吹き飛ばした段階で、均衡は破れていた。

 逃げ惑い喧騒に満ちた人混みを見つめながら紅蓮の魔王は何も語らない。

 王子の国の兵だから加減をしているのだろうか。負傷者は出ているが死人を積極的に出していない。

 何人目か、巨大な腕を召喚し人差し指を親指で弾いた時、もう敵の戦意は大幅に失せてしまっていた。敵が来なくなり、紅蓮の魔王はカーディナル・ディザスターを再び地面を突き刺すと、ダナンの方へ視線を向けた。

 兜の奥の翡翠色をしている目は見えないが、確かに睨まれているとダナンは青ざめながら感じていた。


『権力に溺れた愚か者め』


その声は耳朶を越え、脳に反響する。

 次の瞬間、紅蓮の魔王が跳ぶ。

 処刑台の上にいた者たちはその揺らめく外套と重々しい鎧姿の“紅い影”が躍り出た事に思考が一瞬停止する。眼前の現実を失わせる恐怖であったり、心を魅了する何かがあったのだ。

 さながら吸血公が身体に浴びていた血では渇きが癒えないから新たな血を求めているようにも見えた。

 ダナンがさらに一歩退こうとした瞬間、紅蓮の魔王は既に、肉薄する距離にいた。跳躍して台の上に乗り込み、兵や処刑人が王を守るために動き出す間もなくダナン王の首を掴む。

 熱が、爛れてしまうほどの熱がダナンの首を襲う。鎧姿の紅い魔王はエルフの国王を右腕一つで持ち上げてみせた。


「がッ!? や、やめ――」


『――動くな』


襲っている当人ではなく、頭を少し動かし後ろを横目で見て言う。その先の言葉は予見できる。

 兵たちが下手に動けば王の首の骨がへし折ると警告を促し、魔王は息を吐いてから言葉を紡ぎ始めた。


『…………売国奴め。貴様と繋がっていた首魁、迅雷の魔王は死んだぞ』


「ッヒィッ!! ――ぐえっ!!」


紅蓮はそのまま後方へ回し、ダナンを叩きつけた。

 空かさず左手で肩を掴み逃がすまいとしながら、恐怖と動揺で色が悪くなった顔を覗き込むようにし、ダナンには兜の奥の目が赤く光って見えた。


『奸賊よ。どうする?』


「ど、どどっ、どうするって――……っ!! お、王子の、クラィディム王子の処刑を、取り止め――」


途中で質問の意図に気づいたダナン。彼の魔王は王子によって召喚され、しかも先ほど「処刑を取り止めろ」、と言ったのを思い出し、命欲しさに慌ててそう答えた。だが――、


『――違う』


「…………は!?」


燃える瞳の光がさらに強さを増して見えたと同時にダナンの脳裏に混乱が生じる。


 ――ど、どういう事だ? 違う? 何が? 何だ? どう答えればいい!! ……ま、間違えるな! こ、答えによっては、こ、殺され……!


脂汗を浮かべ、口は渇き、瞳は潤う。緊張で身体は震え、思考は乱れ、覚束ない。

 ただでさえエルフゆえの白い肌が一層血の気が引いてしまっている中、鎧姿の魔王は重々しく立ち上がりながら無感情に言う。


『迅雷の魔王は滅んだ。だが私が今やアンバードを治めている――貴様の敵が今、この目の前にいるぞ』


「お、おさ、治めた?」

 ――人族(ウィリア)の魔王が魔族たちの国を!? わ、わからぬ!! なにを、この男はなにを考えておる!? なにが、なにが! 正しい答えなのだ!?



 遠い山塊を越えた先――アンバードの王都バーレイは未だ戦火が燻っている。そんな混乱のさ中、城の真ん中に、輝く水晶がゆっくりと回転しながら降りてきた。支配者の証である星輝晶(アストラル・クォーツ)だ。一定距離まで降り立つと、紅い縦長の鉱石は宙に浮かんだまま、光の波を放った。

 それはありとあらゆるものすべてを包み、通り抜けていく。紅い魔力のオーラとしか形容が出来ないその光が波となり、何度かそれは拡散し伝播していく。それはバーレイから、南東のケマルや北西の都市エッダを含む、アンバード中の国土へ広がっていった。速度は早馬よりも早く、大空を翔ける鷹すらも避ける事が不可能であった。一度その波を受けた事があるアンバードに住まう民も、思わずそれを前にして反射的に顔を腕で遮り何らかの衝撃に備える姿勢を取ってしまう。それ自体に攻撃性はないと知っていても――。


 舞台は再び隣国のヴェルミへと戻る。

 ベルンの貴族層の処刑台の上にて。

 ダナン国王は台の上に横たわり、後退しようにも下がる場所がなかった。これ以上下がれば台の下へ転落するだろう。落下時に当たり所が悪ければ死んでもおかしくなく、怪我は必至である。何よりも炎獄の魔王から逃げるなどという選択肢があるはずもない。魔王からは逃げられないのが世の摂理なのだ。

 手を空に翳す魔王。地に刺さっていた紅い大剣は光に還り、収束しては王の手の中へ納まる。


『貴様がこの国の王として選ぶべき道は二つに一つ――『降伏』か『反攻』か、だ』


刃を突き付け、紅き炎が静かに燃え上がる。


『敵を……我らを徹底的に叩くか? 滅びるまで、……滅ぼすまで』


それはどこか、ダナン王と誰かを重ねている――というより、誰かを思い出し、その者だけを見ていたように熱い怒りと憎悪が周囲の温度を上げていく。


 誰も、動けはしなかった。

 息を呑む事すら忘れていた。


『答えよ。耳長の王。生きる為に恭順を選ぶか、抗戦し滅びるか』


「あ、ああぁっ……!! ぅぅううううううッ……!!」


歯を食いしばり、王の全細胞が死を回避しようと働き出すが、唸り声以外に何も出てこない。――どう足掻いても、絶望が導き出されていた。

 問いかけた紅蓮の魔王は溜息を吐き、横たわり台の端まで追いやられたダナンに一歩二歩と近づいた。


『…………その程度の答えも出せぬ者が、王の器に(あら)ず。貴様はここで終わりだ』


「ま、待て!! やめ、やめてくれ!! おい――」


言葉を待たず、蹴り転がす。

 ダナンは悲鳴を上げ、驚きの喚声が辺りからも上がる。


『やはり――この地……いや、大樹すら貴様を王と認めてはいなかったか』


悶える声を無視し、紅蓮は呟いた。

 すると紅い縦長の水晶――星輝晶(アストラル・クォーツ)がアンバードから姿を消し、同じようにくるくると回りながら、この広場に降臨したのだ。


『この地は、我……紅蓮の魔王が貰い受けた』


その声の抑揚は今までと変わらない癖に、ベルン中の国民全員が一人として聞き漏らさず、覚めない悪夢が始まった事を確信する。

 アンバードを覆った赤い光の波と同じものが、この国の全域まで広がっていく。

 ヴァーミリアル大陸のマルテ王国を除く東西――三大国家の二つが同じ日に、王の手で陥落した。

 深い絶望――新たな支配者たる魔王の降臨こそが、人民が恐れた『不幸』であり、立花颯汰が幻視したものの正体であったのだ。

 颯汰がベルンに近づくからこそ、負の気配が色濃くなったのだ、と知るのは彼が深い眠りから覚め、少し後の話である。


少々、長くなりました……。

戦闘描写と出るはずだったとある人物を

削って一話に纏めました。


次話は再来週までには投稿すると思います。




タイトル番号間違ってたので修正

これにより60で終わることが

不可能となりました(笑)



申し訳ございません……。

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