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蟻さん
僕は、蟻です。
他の蟻より優れてると思っているんだけど
どうやら
それはマヤカシだったようです。
なんていうか。
私は足が無いから歩けないんですわ。
だから、他の蟻さんに運んでもらってるんです。
それを優秀だから運んでもらってると勘違いしてたわけなんです。
んまぁ
これから
ゴミ箱にすてられるんですがね。
あはは!!
俺は目覚めた
ゴミ箱の中で 。
時間の経過はわからんが
数時間は寝てたらしい
そのゴミ箱は
ゴミ箱といっても唯のゴミ箱ではない。
そのゴミ箱は
なんと!
異世界につながっていたんだ。