ひまわり畑の景色
本日は快晴だ。
夏の快晴なんて暑いばかりでいいものではないと思うが、君は僕を外に連れ出す。
「こんなに天気がいいんだから外に出ないともったいないよ」
そう言いながら近くにあるひまわり畑へ僕の手を引きながら向かっていく。
太陽の光を浴びたひまわりはまっすぐに伸びて大きな花を咲かせていた。
君はひまわり畑の中へまっすぐに入っていく。
まるで、ひまわりと遊んでいるかのような君の姿はとても美しく見えた。
「おーい、こっちに来なよ」
そう僕に声をかけた君は真っ白なワンピース姿でこぼれるような笑顔を向けていた。
その姿を見た僕は、暑さを忘れ美しい景色に目を奪われていた。