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壊れた時計は直せない  作者: セッカ
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時計は壊れてしまったけれど。

あれから五年も経った。


「今年も帰ってきますか、

 僕の大好きな人。」


慣れた手つきで

紙飛行機を折る。

毎年彼女が好きな、

空の青色で。

さて、飛ばすか。


「今年も帰ってきますよ。

 私の大好きな人。」


来るはずない

こんな内容が

届くのを、

なぜか期待してしまう。


古くなった写真。

僕は君と笑った日を思い出す。


8月8日は、

彼女の誕生日だ。

今年も祝わないとね。


夏は、

彼女が隣にいる気がする。


夏は、

彼女が好きな季節だ。


夏は、

彼女との思い出だ。


夏は、

壊れた時計が動き出す。


夏は、

暑さと共に幸せがやってくる。


夏は、

あの日にまた、

戻れるような気がするんだ。


朝顔が咲いている。

空は今日も、青い。


最終回です!

ありがとうございました。

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