プロローグ2
これでプロローグのほうは終わります。
次より本編のほうを書いていこうと思います。
門を潜り抜けて・・・・・・・・
HELLO!!NEW WORLD!!!
そこは何もない真っ白な空間でした。
「何をしているんですか?」
後ろから一緒についてきた天使さんから声がかかった。
「年甲斐もなくわくわくしていたとかそういうのじゃないですからね!!」
必死に弁明しようと思うが先ほどからこちらを見る目が訝しい。
世界を作る前に天使さんと雑談をした。新しい世界を作るにあたっての注意事項や私的な話。
それでわかったことがある。
この天使さん閻魔大王好きすぎる。
話題が10あるとするならそのうち6が閻魔様のことについてだ。
あの方の体の赤色がルビーよりもきれいだ。とか、瞳の綺麗さが真珠のようだとか。
「ところで天使さんのお名前はなんて言うのですか?」
突然天使さんの動きが止まった。おかしなことは言ってないはずだ。
「私たち天使には名前は基本的にありません。生まれた時からある程度の知恵を持ってますので。」
どうやら天使さんには名前がないらしい。
「でもそれでは呼ぶ時とかに困りませんか?」
そうなのである。天使さん!このお仕事お願い!と叫んで全天使さんが「は~い!」と返事をしてしまう可能性があるのではないだろうか。
いくら知識があるといっても識別まではできないはずである。
「どうなんでしょうか。よくわかりません。基本呼ぶ時は肩をたたいたりするらしいので。
それに私はあなた様をここに案内し、サポートするために先ほど作られた天使ですから。」
どうやらこの天使さんは僕のために作られたみたいだ。天使さんって呼びにくいな。
「名前つけていい?」
そう聞くと彼女は頬を若干赤らめ、頷いた。
彼女の髪はとても綺麗で艶がある。色はコーヒー牛乳色だ。
「君のことはフェオって呼んでいいかな?」
安直な名前である。カフェオレから(カ)と(レ)を取っただけである。
「ありがとうございます。あなた様からフェオって名前大切にします。」
どうやら安直な名前だが気に入ってくれたようだ。
気になったことがある。
「君は生まれて間もないんだよね?なんで閻魔様のことをそんなに見てるの。
さっきのだとそんなによく見えなかったでしょ?」
そうなのである、先ほど生まれたばかりと言っていたのに矛盾していることが少しある。
「それはですね他の先輩天使から睡眠学習みたいな感じで感情と知識を生まれるときにもらったからなのです。ですからその天使の感覚がまだ抜けきっていないんでしょう。」
どうやら天使さんはクローン人間チックである。
そうして少しずつ心をフェオと通わせていった。
「ところでまだ世界を作らないのですか?」
忘れていたわけじゃないんだからね!!ちょっとお話聞いてて失念してたとかじゃないんだから!
はい。ごめんなさい。忘れてました。
「そうだね、そろそろ創るよ。」
作るを創るってちょっとうまいよね?ね?
「まずはどのようにするか決めましょう! とりあえずリストアップしてみてはどうですか?」
そうしてまとめたのがこんな感じである。
1、亜人(獣耳、エルフ、ドワーフ、魔人、ドラゴニュート)と人間がそれぞれの進化を遂げ暮らしていること。
2、文明レベルは地球で言ううところの中世ヨーロッパ(異世界といえば中世だよね!)
3、剣と魔法のファンタジー世界。
4、モンスター全般にダンジョンのある世界。それに伴い各種ポーションなどのマジックアイテムの存在する世界。
5、貴族などの存在がある世界。
6、大きさは地球と同じぐらいのサイズ。
7、その他の必要なものなどはフェオにより随時追加。
「ではそのリストを元に何も住んでいない地球を作りましょう!」
そういわれて沢山の木が生い茂る森や山、大きな海を想像してだんだん上空に行き丸い惑星を想像した。
すると何もない真っ白な空間から宇宙のような場所に移り足元に地球のようなものができた。
驚きすぎて声も出ずに驚いているとフェオから声がかかった。
「地球と同じぐらいの大きさならもう一回り大きくてもいいですよ。」
そういわれて少し大きくした。
「そういえば、太陽とか生物が生きるのに必要なものとかはどうするんだ?」
そんな質問になんでもないかのようにフェオは
「それは天使である私がちょうどいいようにするので、あなた様はその世界についてのみ考えてくださればいいですよ。」
なんと天使万能説である。
「それじゃあお言葉に甘えて僕はこれからいろいろ創っていくよ。」
そうして長い月日を創造に小鳥遊とフェオは費やしたのである。




