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しるし2(詩集)

こころが平らであるうちに

作者: さゆみ


ぼそっとつぶやいてみる

胸のボタンを外すように

穏やかな音符を弾いている

不思議の森は小さくなって

机の端に寄せてある


息を水色に薄めていった

波打ちぎわの泡が沢山

炭酸みたいに踊ってる

唇をそっと開いてみる

勢いは置きざりにして


スープはやさしい

クルトンが沁みて

かなしみがあり

山場は強くなり

陽はあたたかく

飲み干しているよ

いつも美味しいというよ


いいものはいい

うつくしいものはうつくしい

大切なものはしんじる

こみあげてくるものを戻さない

すきなものはすきだ

クローバーの風車は回る


不思議の森は刺繍して

まっすぐにうたうから

うさぎも蝶も住んでいて

凭れることなく真ん中で

いつもの詩を傍らに

誰かの声を聞いてみる

こころが平らであるうちに






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― 新着の感想 ―
[一言] 素敵な散文詩というのは、一見バラバラに紡がれている言葉たちが、最後にはちゃんとひとつに繋がるんですよネ ♪ この詩でいえば最後の一行でしょうか。 読者はその瞬間、鳥肌が立つほど感動してしまう…
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