協力2
更新遅くなりましたw
え、待ってないって!?
柚葉に案内され、到着したのは高級マンションで有名な場所だった。
「お前、ここが別宅って・・・金持ちかよ。」
「別にお金持ちではないわ。」
柚葉は入り口の暗証番号を打ち込んでいる。
自動ドアが開き、俺達が通過するとロックが掛かる。
エレベーターで最上階に向かい、エレベーターを降りるとそのフロアは一部屋しかなかった。
「ワンフロア全部部屋かよ・・・」
「そうだけど、問題ある?」
そう言いながら部屋の鍵を開ける柚葉。
「女の子の部屋だからってあちこち開けたらダメよ。」
柚葉は、そう言うと奥の部屋に消えていった。
しかし、広い部屋だと思いながら、あちこちを見回すが特に何もない。
柚葉が消えた奥の部屋の前に立ちドアノブをひねる。
ガチャと音がしドアが開く、そこには・・・・・。
「時雨君、開けるなって言ったでしょ・・・。」
着替え中だった柚葉が顔を真赤にして怒る。
「早く閉めなさいよ、変態・・・。」
右手には銃が握られている。
俺は急いでドアを閉め廊下に伏せるが銃弾は飛んでこなかった。
「時雨君、もう着替え終わったわ。って何伏せてるの?」
「撃たれるかと思ったからだよ。」
「撃つなら開けた瞬間に撃ってるわ。」
この女は危険だと、頭の中に警報が鳴り響く。
「時雨君?こっちよ。」
柚葉がさっきの部屋と違う部屋から顔を出し俺を呼んでいる。
俺がその部屋に足を踏み入れると、部屋の電気が点けられる。
その部屋には複数のPCとモニターなどが並べられていた。
「なんだよ、この部屋、機械だらけじゃないか。」
「この部屋はね、この街を監視するためにあるの。」
柚葉が平然と答える。
監視・・・、何の為に・・。
「何を監視してるんだよ・・・・。」
俺は柚葉に聞いてみる。
「これよ。」
柚葉が指し示すモニターに赤い人が写っている。
どこの制服かは分からないが制服を着た女子高生が襲われ喰われる姿が鮮明に映し出されている。
「ここはどこだ・・・。」
「この街の郊外よ、ここからでは遠すぎるわ。」
「監視してるのに何で助けないんだよ・・・・。」
俺は柚葉に問い詰める。
「間に合わないのよ、機動力も人員も限られてるしね。こっちへ来て。」
柚葉はそう言い、隣の部屋へと移動する。
「なんだよ、この部屋は・・・・」
俺の目の前には、大量の武器と弾薬が積まれている。
次回は、大量の武器弾薬をどこで入手したのかと、さらに柚葉の部屋の秘密が明らかに、そして新たな展開が・・・。
「作者ハードル上げ過ぎじゃない?」
「俺もそう思うけどな・・・、ギャルゲさせて欲しいぜ。」
「私を殺した責任とってもらうんだからね」
「千夜先輩・・・・・、成仏してくれ・・・」