表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/43

第27話「衝突」

「梨音、ほら、夕飯にカレー作っておいたから食べちゃおう」

「あ、菜央先輩、いただきます!」


梨音と菜央は一緒に夕飯を食べ始めた。


その直後、ヘッドセットから悲痛な無線が聞こえてきた。


『小動物か何かとぶつかった!フロント周りが壊れた!ライトも片方使えない!』


「OK、瀬成、そのままピットイン、そのままピットイン、リペアするよ」


「メカニックはドナー車の準備急いで!」


メカニックたちが慌ただしく動き出す。


すると231号車が戻ってきた。

確かにフロントセクションが破損しており、バンパーは砕け、ヘッドライトも片方完全に使い物にならなくなっていた。


メカニックがBRZの市販車をピット内に持ってくる。


「バンパーはずすよー!」

「ヘッドライトはずすよー!」


「サスペンションアーム確認してー!」


メカニックたちが修理のために動き出す。



修理開始から40分、マシンは原型を取り戻した。


「じゃあ、この後は菜央、チェック頼んでいいか?それで大丈夫だったら走り続けて」

「わかりました」


菜央はヘルメットを取りにパドックへと向かった。


ヘルメットを被ってきた菜央はそのままBRZに乗り込み、コースに向かう。



231号車は現在クラス12位。

15台中12位。


『まだ先は長いよ、菜央。巻き返しのチャンスはあるよ』

「わかってますよ。任せてください」


菜央はアクセルを踏み込む。



深夜1時。

グランドスタンドの観客も完全にいなくなり、少し寂しさも感じられるようになってきた。


『OK、菜央、この周でピット、この周でピット、梨音に交代』


菜央は他車との接触などもなくクリーンにピットまでマシンを戻した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ