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第18話「スーパー耐久参戦」
数日後
「スーパー耐久?」
「そう。梨音、まだレースあんまり慣れてないでしょ?」
「ま、まぁ。」
「だから、アマチュアも出やすいスーパー耐久に出てみようって話」
「で、でもマシンとかチームは?」
「それなら、大丈夫。僕がFJでお世話になったハヤブサモータースポーツが協力してくれることになった」
「おぉ。」
「参戦する目標のレースは富士24h耐久レース」
「24時間!?」
「そう、1日中ずっと走り続ける」
「いきなりそれはハードル高くないですか…?」
「これもぜんぶ梨音のためなの」
「ま、まぁ確かに沢山走れるから経験は積めそうですよね」
「じゃあ、決まり。」
翌週、富士スピードウェイ。
今回はKYOJO CUPではなく、スーパー耐久のテストのために来た。
「わぁ〜、AMG GT3にポルシェ911、あ!あっちにはケイマンもいる!」
いつにもまして梨音の目は輝いていた。
「ほら〜、梨音、置いてくわよ〜」
「あ、待ってください〜」
ピットに向かうとそこにはスバルBRZがあった。
「今回出るのはST-4クラス。このクラスは基本このクルマの兄弟車の86が多い。だからかなり拮抗したバトルになるかもしれない」
そう説明してくれるのはこのハヤブサモータースポーツの代表、日野森代表だ。




