1章 主な登場人物
リン
主人公。鈴【すず】が病気で死んで異世界に転生した。魔族と人族のハーフのリャルルと猫族のダンの間の子供として生まれ変わる。
リャルル
リンの母。人族と魔族のハーフで魔法が使える。領主の秘書兼護衛。魔族の貴族と人族のメイドの間に産まれた。命を狙われ人族の母親と絵本の国に逃げてきた。年齢が300歳を越えている事を気にしている。本当の姿は元絵本の使徒で『魔王』と呼ばれていた存在の転生した姿。
黒猫ダン
リンの父。黒猫族。領兵隊の下っ端。リャルルのコネで就職した。リャルルの仕事を優先したい領主の命令でリャルルの代わりに殆ど育休中の状態。子供の頃から家庭が複雑だったらしい。
ダル
リンの弟。
白虎ターガツ
白虎族。白山領の領主。前回の領主争いで一人生き残って領主に選ばれる。
タリア
白虎族。ターガツの娘。洗礼式で絵本からの声を聞く。
白虎ライア
白犬族。ターガツの妻でタリアの母親。魔族嫌いでリャルルの存在を鬱陶しく思っている。
アイ
白犬族。双子のアンの姉。耳の先が茶色。父親のような騎士になりたいが女の子のため反対されている。女でも騎士になれる可能性に掛けて冒険者を目指す。
アン
白犬族。双子のアイの妹。耳の先が黒色。アイに『一緒に騎士になろう!』と言われ自分の本当の夢を話せない。
白犬ゴウケン
白犬族。アイとアンの父親。白山領の軍事トップの将軍。魔族嫌いでリャルルを追い出したい。
白犀バルナ
白犀族。白山領の女騎士隊長。元冒険者でリャルル推薦で騎士になる。リャルルを尊敬している。
白鹿ベティ
白鹿族。女騎士副隊長。
赤熊ベァーテス
赤熊族。新人の女騎士。タリアの護衛。
白狐アラシ
白狐族。白山領の領相。リャルルが秘書官をしている事に賛成している。
白鼠チタリ
白鼠族。準騎士の領兵。ダンが猫の里に行く時に監視と追跡をしていた。監視中に殺されてしまう。
ケニック
茶鼠族。領兵。ダンが猫の里に行く時に監視と追跡をしていた。チタリを殺した犯人。
ケーリヒ
ケニックの父親。行方不明。
白兎パラル
白兎族。看護師。白兎族長の長女。リンが生まれた時に取り上げた。
白兎ピョコル
白兎族。保育士。白兎族長の次女。リンが通う保育園の担任。
白兎ペコル
白兎族。冒険者。白兎族長の四女。白兎族なのだが洗礼式で毛が薄青色に変わってしまう。領では薄青色の毛を白く染めている。
不裏氷フリザ
ハーフエルフ。冒険者。氷魔法が得意。




